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活動報告書 > 全体 > 2014年 展 望 と 事 業 計 画
2014年 展 望 と 事 業 計 画
投稿者: Kyogaku 掲載日: 2014-6-16 (2360 回閲覧)
平成26年5月29日

 天台宗総合研究センター
理事長 木ノ下寂俊殿

                       センター長
                          齊 藤 圓 眞

 激動する現代社会にあって、センターがどのように宗門の付託に応えるべきかを目標に、基本的理念に基づき、センターに関わる企画委員・研究員は、具体的方策に取り組みながら、鋭意、研究と努力を重ねております。
 ここに、前回の報告(平成25年5月22日)以後のセンターの歩みを踏まえ、平成25年度(平成25年4月〜26年3月)の動きと今後の展望を記すると共に審査会の審査報告を付して報告に代えます。



機ゥ札鵐拭爾硫餤諜録
 *センターの会議記録は次のとおり(各研究班会議を除く)

  平成25年4月11日  センター主任会議
1.平成25年度各研究班事業計画について
2.今後の研究体制について
3. その他

  平成25年5月22日  センター総合企画会議
1.平成24年度事業報告
2.平成25年度事業計画
3. その他

平成25年6月20日  センター理事会
1.平成24年度事業報告
2.平成24年度センター特別会計歳入歳出決算
3.同上剰余金の処理につき承認を求める件
4.平成24年度末センター資金積立金現在高報告
5.研究センター主任・研究員の人選報告について
6.研究テーマに対する各研究班の平成24年度研究報告
7. その他

  平成26年1月15日  センター総合企画会議
1.平成25年度中間報告について
2.平成26年度事業計画について
3.平成26年度予算案について
4.研究員の選任について
5.審査会の開催について
6.その他

  平成26年1月29日  センター理事会
1.主幹理事の互選について
2.平成26年度事業計画
3.平成26年度センター特別会計歳入歳出予算
4.総合企画会議企画委員の補充報告について
5.研究テーマに対する各研究班の進捗状況報6.その他

  平成26年3月4日   センター審査会
1.各班審査

  平成26年3月20日  センター主任会議
1.今後の事業計画
2.任期満了に伴う研究員の人選について
3.その他



供コ独匹慮Φ罎畔神26年度事業計画


○第1班(主任 多田孝文)

(1)『新編 天台宗の教義(二)』の制作作業を開始する。
本書の概要について、平成26年4月18日に班会議を開き、これまでの目次案に若干の修正を加え、以下のように決定した。
第一章 天台仏教の教えとめざす菩薩像
第二章 天台密教
第三章 円頓菩薩戒
第四章 叡山浄土教
第五章 神仏習合
細目、内容および執筆者の人選については現在検討中であり、早急に決定したいと考える。

(2)『新編 天台宗の教義(一)』が現場でどのように活用されるか(活用されたか)、意見の集約をおこなう。

(3) 「教師研修制度」については連携して検討を進める。



○第2班(主任 勝野隆広)

1、平成25年度の事業報告
(1)班会議
  (神25年4月24日 於;大正大学 アンケート調査の集計と報について(6名)
  ∧神25年6月19日 於;大正大学 アンケートの回収状況と作業について(7名)
  J神25年8月20日 於;宗務庁 アンケートの確認作業(6名)
  な神25年12月4日 於;大正大学 アンケート調査の分析と報告について(6名)
  ナ神26年2月5日  於;大正大学 アンケートの中間報告、自死冊子(8名)
  κ神26年3月27日 於;大正大学 アンケートの今後の扱い、自死冊子(7名)

(2)事業報告1
昨年度から着手していた宗内アンケート調査「少子高齢化と寺院運営に関するアンケート」を、4月に宗内全寺院対象に各教区を通じて配布、6月以降順次回答が集まってきた。回答状況は次の通り。
 配布寺院数;3,225ケ寺(兼務寺院・非法人含む、延暦寺非法人は除く)
 回答寺院数;2,113ケ寺
 提 出 率;65.5%
回答用紙の記載内容の点検を二班班員で行った上で、統計データ専門業者に入力とデータ化を依頼した。
入力されたデータ並びに各項目の第一次集計をグラフ化したものを、10月25日付で研究センター理事長並びにセンター長に経過報告として提出した。
またアンケート調査の集計結果を地域別(都市部・都市近郊部・農村漁村部)にクロス集計を行い、各地域の特質と課題について簡潔にまとめた中間報告を、平成26年3月の宗報に掲載した。

(3)事業報告2
平成25年度より2班の新しい研究テーマとして「自死問題」について、どのようなアプローチが可能なのかを検討してきた。その結果
1) 自死しようとしている者への対応
2) 自死者家族への対応
3) 自死予防への取り組み
の三点からの取り組みが検討される項目として挙げられた。
ことに、僧侶として、自死者の葬儀など関わる場面が想定されることから、⊆死者家族への対応のを中心とした、グリーフケアを含めた留意点をまとめ、宗内に周知させる必要が検討された。
そのための手段として、他宗での取り組みなどを参考にしながら、僧侶向けの小冊子作成を行うこととした。小冊子のたたき台を新保研究員が作成し、班会議で内容の検討を行っていくこととした。

2、平成26年度事業計画
(1)アンケート調査の分析と報告
前述の通り、アンケート調査結果の速報値と簡単な分析を加えたものを3月の宗報に掲載した。これにより、天台宗内部においても、都市部・都市近郊部・農村漁村部では、おかれている状況に大きな差があることが判明した。
 班会議では、今後、集められたデータをどのように分析し、報告することが有効であるかを検討してきた。現段階では、

馼朸技娉颪涼篭莇┐鮖温佑法陛賈緬務て察Υ愿豺耽越・中部・近畿  ・中国四国・九州)ブロック分けを行い、さらに関東甲信越地区では 東京、神奈川、埼玉を首都圏ブロックとし、計7ブロックに分ける。
鬟屮蹈奪別にデータをまとめ、また教区別データも示す。
鷓2鵑「祈願寺・回向寺」を分けたデータも作成する。
各教区のデータごとに、その教区の特徴や傾向などのコメントをつ  ける。
地域別に、存続が危ぶまれる地域があれば明示する。
宗報3月号に掲載した中間報告と上記分析を合わせた報告書を作成  する。
11月に行われる所長会の場で、報告説明の時間を設定し、全体の  説明を実施する。また教区ごとの説明の要望があれば、 出向して  の説明等も行う。
その上で、対策案等の要請があれば研究テーマとして取り組むこと  とする。
を計画している。

(2)自死問題について
26年度に、宗内僧侶向けの「自死問題」に関するリーフレットを作成する。そのために班会議において新保研究員が作成したたたき台をもとに検討を行っている。現在、班会議での検討を経た草稿をもとに、業者に冊子見本の初校作成を依頼。次回6月17日の班会議において冊子イメージと体裁を検討する。冊子は、26年中の発行を目標として作業をすすめる。
            
○第3班(主任 霜村叡眞)
【研究会議の記録】
(ア) H25
1.30 班会議 7名 円仁アプリ、企画会議報告
3.7 班会議 7名 円仁アプリ、公式HP
5.16 班会議 7名 円仁アプリ
6.6 班会議 8名 円仁アプリ
8.30 班会議 6名 円仁アプリ
10.1 班会議 10名 円仁アプリ、文化時報の取材あり
10.15 円仁アプリ記者発表会
11.19 班会議 5名 円仁アプリ2次開発
(イ) H26
2.12 班会議 8名 円仁アプリ2次開発
(ウ) 円仁アプリ担当者会議
2.4 2.25 5.16 6.6 7.26 8.30
(エ) 備考
ほとんどの時間を「円仁アプリ」に注力。
班会議は全て宗務庁にて。
10.15 アプリ発表会、宗務総長・教学部長・センター長・主任他による。
相互作業をメーリングリスト・SNS(Facebook)によって推進。

【担当】
 a プロジェクトC
天台宗並びに研究センター広報担当:センター・ホームページ管理運営とその拡充。

b 3班での提案
天台宗公式HPのリニューアル。
大遠忌向けの提案(スマートフォンアプリケーション)。
宗門の災害対策(情報共有の分野)。
ネットでの情報発信・情報交換の提案。

【研究活動報告】
a プロジェクトC
「天台宗総合研究センターHP」においては、通常の管理続行。ダウンロード資料など「天台宗 宗徒向けHP」に移管しつつあるが、実験ページとしての役割も果たしている。

b スマートフォンアプリケーション
タイトル
「寺旅コンシェルジュ−慈覚大師円仁−」
開発動機
「祖師先徳鑽仰大法会」協力及び「天台宗」の周知のため、スマートフォンを使いこなす世代の人々向けの具体策として提案。同種のものは、既に禅文化研究所「京都禅寺巡り」などが公開済みであり、一定の成果をあげている。

経過
H24.12.17企画会議において「円仁アプリ」企画と予算が承認されてスタート。
1〜2月、班内のアプリ担当者がまとめた企画書をもとに日本システム技術(株)(以下JAST)との打合せに入る。
3〜5月、班会議・アプリ会議・SNS等で意見を集約、企画を進める。掲載寺院担当者を分担、データの収集開始。
6〜8月、各担当寺院他のデータ収集と、JASTとの打合せ継続。
9〜10月、アプリ試験公開、データ拡充を急ぐ。宗務庁での10.15記者発表会にこぎ着ける。
4/23現在のダウンロード数は、iPhone版839件、Android版743件、計1582件。

c 宗門の災害対策
意見書
企画会議時に意見書を提出。概略は以下。
災害直後の安否確認・情報収集について
支援物資の必要性と支援の合致の為の方策
災害時の事務機能保持・重要文書保存について

当意見書の現状では、災害時の情報収集・伝達に果たす情報技術の役割に関するものにすぎず、センター3班での範疇を出ない。防災・災害対策は、本来様々な側面から全般的な対応が必要なので、宗務庁においては、被災地宗務所・被災地寺院・支援宗務所・支援寺院・関連諸団体の意見を聴取して、大規模災害への対策を協議、策定する作業が早急に必要。

d ネットにおける天台宗の情報発信
問題提起
現代の情報発信においては、「ネット上に存在しなければ、事実上世の中に存在しない」に等しく、また常に変化に対応することが必要となる。
宗外のデータの誤りや中傷を止めさせることは事実上不可能。そこで、天台宗に於いて自分たちが正しいと考える見解を常に公表しておくことが大切になる。
公式HPでの情報発信(HPの改良)
以下は昨年度より提案しているもの。引き続き提案を検討。
宗の「顔」が見えるようにする(天台宗の現在がわかるようにする)。→座主・行事・出版等を中心に据える。
見易くする使いやすくする。→中心課題として検討、現時点での案を作成済み。トップページの改良(天台宗の理念を先頭に掲げる、タブを上手く使うなど)をはじめ全体の構造そのものを手直し、合理化。浅い階層はシンプルに見通し良く、しかし前述の情報量は必要なだけ増やす。
情報の質を高め、量を増やす。→教学担当者の検討を経たものが原則。
寺院検索を使いやすく(検索しやすく)改良・強化する。→継続課題。
出版物とHPとの連携
『伝教大師の生涯と教え』全文をHTMLで掲載することと、同書籍販売とを連携する。PDFでのダウンロードはしない。→分担して内容点検中。
『教師必携』などの良素材を活用・改訂し、同様に利用する。
新しい天台宗の教科書(仮)の掲載・販売。
HP専門の担当者配置
上記改良や継続的メンテナンスには、専門の担当者あるいは担当部署 が必要。
【センターHPの運営と現況】
a現HPメンバー数 236名(平成26年5月8日現在、教区2件を含む)
b総アクセス数:467,426件(平成26年5月8日、午後5時現在)
c一日平均アクセス数:186件
d最大アクセス日:12/21: 1,679件 , 3/4: 310件 , 1/7: 298件(平成25.12.4〜平成26.5.8)
e最少アクセス日:4/20: 115件 , 4/2: 121件 , 3/22: 129件(平成25.12.4〜平成26.5.8)

【ダウンロード資料】
a総ダウンロード資料数:153件(平成26年5月8日現在)
内訳(教学:22件 学会関係:9 布教:82 法儀:12 寺院運営:7         研究員提供資料:2 その他:19)

【平成26年度事業計画】
1)担当
a プロジェクトC
天台宗並びに研究センター広報担当:センター・ホームページ管理運営とその拡充。
b 班独自の提案・検討事項
天台宗公式HPのリニューアル。
祖師先徳鑽仰大法会向け提案(スマートフォンアプリ他)
宗門の災害対策の検討継続。
ネットでの情報発信・情報交換の提案。

2)3班からの提案・検討事項
a 天台宗公式HPのリニューアル
天台宗公式ホームページの現状での問題点を整理し、改良案を提示。H23年度中より継続して検討。一応の検討を完了。予算確保・執行の見通したたず。
宗の「顔」が見えるようにする(天台宗の現在がわかるようにする)。→座主・行事を中心に据える。
見易くする使いやすくする。→現時点での案をまとめた。トップページの改良(天台宗の理念を先頭に掲げる、タブを上手く使うなど)をはじめ全体の構造そのものを手直し、合理化。浅い階層はシンプルに見通し良く、しかし前述の情報量は必要なだけ増やす。
情報の質を高め、量を増やす。→教学担当者の検討を経たものが原則。『伝教大師の生涯と教え』全文を掲載するなど。
寺院検索を使いやすく(検索しやすく)改良・強化する。→継続課題。
現状では公式HPの改良という形をとっているが、上記検討を加えることで、ネット上の情報発信という枠に留まらず、宗内での情報共有及び宗外への情報発信方法そのものの議論に立ち入る可能性がある。

b 祖師先徳鑽仰大法会向け提案(スマートフォンアプリ他)
25年度にリリースできた「寺旅コンシェルジュ−慈覚大師円仁−」について、大まかに5つの機能のうち、未公開のスタンプラリーをスタートさせる。
未公開の寺院データを拡充・公開する。
アプリへの機能の追加(連絡先情報のみの寺院データや、写経など)。
アプリダウンロードの追跡調査、今後の開発へのフィードバック。
恵心僧都以降のIT利用提案。アプリに限定せず、大法会HP(ホームページ)からリンクする各祖師紹介のサイト(HPで事績や寺院紹介、美術館のような見せ方、動画掲載など)のようなアイディアを、大法会委員会に提案する。

c宗門の災害対策の検討継続
すでに意見書は提出したが、重要課題であり、継続してどのような提案ができるかを検討する。

dネットでの情報発信・情報交換の提案
宗内外の情報収集・発信の別方面の可能性を探るため、いわゆるSNS(social network service、インターネット上にある種の社会的ネットワークを構築すること)利用の可能性を模索する。これにも様々な可能性がある。
既に一部のセンター研究員が参加して、facebookサービス上で「天台宗総合研究センター」グループを作成した。センター内での情報共有・検討の実験中であり、更に利用を深める。現実に、センターのグループは他の班においても実用レベルで運用されている。
個人レベルでは宗内の積極的なネット利用者に既に広がりを見せており、各県の仏青での被災地支援活動事例などもある。

3)付記
上記以外にも検討すべき事項は提案されているが、取り敢えず優先すべきと考えるものを挙げた。
実現性よりも可能性に着目し、提案をしていくのがセンターの役割と考え、検討を重ねる予定である。大法会委員会への提案などを具体的にしたい。
情報発信は更新性・継続性が重要であり、そのための専門の担当者を必要とする。各事項を検討するとき、必ず俎上に上っており、具体的には宗務庁内での専門職員の配置と考えられる。


○第4班(主任 坂本廣博)

【平成25年度事業報告】
センター4班は、平成22年度より「新しい研修制度」について検討を行ってきた。
平成25年度に開講されたB群(法儀の意義と内容に関する科目)4会場及びA群1会場では、延べ350名もの受講生があった。さらには平成26年度に開講されるC群(天台宗の教理に関する科目)の模擬講義を行った。

(教師研修会)
 B群第一会場・平成25年5月30日〜6月1日、於大正大学
 B群第二会場・7月21日〜23日、於岡山コンベンションセンター(岡山)
 B群第三会場・10月28日〜10月30日、於郡山ワシントンホテル(福島)
 B群第四会場・平成26年3月1日〜3日、於叡山学院
 A群会場  ・平成26年2月13日〜15日、於大正大学

(反省会・模擬講義等の会議)
 平成25年:6/8(土)、7/31(水)、9/14(土)、11/8(金)いずれも於大正大学
 平成26年:1/17(金)於大正大学、1/22(水)於天台宗務庁

【平成26年度事業計画】
今年度も前年度に引き続き、4班が教師研修会の運営の中心となる予定である。また研修会の講師として新たな人材の推薦も行ないたい。

(教師研修会)
 C群第一会場・平成26年5月22日(木)〜24日(土)、於KMMビル(小倉)
 C群第二会場・7月28日(月)〜30日(水)、於大正大学
 C群第三会場・10月26日(日)〜28日(火)、於ホテルサンルート山形(山形)
 C群第四会場・平成27年3月27日(金)〜29日(日)、於叡山学院
 B群会場  ・平成27年2月22日(日)〜24日(火)、於大正大学

※研修会終了後、反省会と情報交換のための会議を開催予定。

○各班混合
【プロジェクトチームE】(代表 吉澤健吉)
【平成25年度班会議の開催状況】
(1)平成25年年度は下記4回チーム会議を開催。「比叡のこころ」講座開催概要等   を企画立案。いずれもプロジェクトE所属研究員全員とセンター長が出席した。
  (神25年4月16日於:宗務庁 テーマ:年間のテーマ、講師について
  ∧神25年6月11日於:宗務庁 テーマ:第1回講座の運営と内容の打ち合わせ
  J神25年9月 9日於:宗務庁 テーマ:第2回講座の運営と内容の打ち合わせ
  な神25年10月1日於:宗務庁 テーマ:第3回講座のテーマと講師について
  ナ神26年1月30日於:京都新聞社 テーマ:第3回講座の講師打ち合わせ

(2)比叡のこころ講座開催
  下記公開講座の企画立案および進行をプロジェクトE班研究員で行った。
‖茖寛鵝嵌羆辰里海海蹇弭嶌臓
○テーマ:「日本人の神と仏」
○開催趣意
神仏習合が日本人の宗教観としていま、高い関心をよんでいる。比叡山延暦寺とその守護神である日吉大社の神仏習合もそのひとつ。今回は延暦寺長臈の小林肋柑佞汎吉大社の馬渕直樹宮司に、延暦寺と日吉大社の不離一体の1200年について語り合ってもらった。
○ 平成25年6月30日(日) 
 12時30分受付 13時30分開会 15時30分終了
○場所:佛教大学四条センター
○当日のプログラム
13:30開会(開会挨拶司会:吉澤健吉)
対談 「日本人の神と仏」
    ・日吉大社 馬渕直樹宮司 ・センター長 小林肋柑
    ・聞き手  吉田研究員
15:10 終了
○広報
京都新聞社後援を冠したチラシ2000部ほど印刷。延暦寺、京都市内門跡寺院を中心に配布。また京都新聞、佛教大学四条センター、天台宗公式HP等で広報。
○聞き手の吉田研究員より比叡山、日吉大社の歴史、延暦寺と日吉大社の関係、比叡の神と仏、山王祭、神仏習合から神仏分離の歴史などを小林師、馬渕宮司にそれぞれ質問していく対談形式で行った。また馬渕宮司には、スライドにて解説をして頂いた。
○参加費無料 参加者:130名

第5回「比叡のこころ」講座開催
○テーマ:「天台の死生観」-臨終行儀について-
○開催趣意
臨終の看取りが関心をよぶなか、伝統仏教の看取りのルーツとして恵心僧都源信が「往生要集」に著した臨終行儀が注目を集めている。本講座では、叡山学院学生が臨終行儀を実際に会場で再現し、一般にわかりやすく解説した。
○ 平成25年10月6日(日)
 12時30分受付 13時30分開会 15時30分終了
○場所:佛教大学四条センター
○当日の日程
13:30  開 会(開会挨拶:吉澤 主催者挨拶:小林肋粥
 ・臨終行儀について 説明:吉田研究員
 ・実 演      叡山学院 学生
 ・講 話      聞き手:吉澤研究員 講話解説:吉田研究員
 ・対 談      聞き手:吉澤研究員、小林センター長:吉田研究員
15:20 終了
○開催場所・後援・広報については前回と同様
○吉澤研究員より今回の講座の概要説明の後、吉田研究員より『往生要集』を著した惠心僧都や『往生要集』の内容、特に臨終行儀について説明がなされ、叡山学院の学生7名による臨終行儀の実演が行われた。実演後、吉澤研究員が吉田研究員に臨終行儀やその歴史的背景、看取りなどについて質問をする対談形式で行った。また、後半は、小林センター長も加わり死生観について対談が行われた。
○参加費無料 参加者:135名

B茖恐鵝嵌羆辰里海海蹇弭嶌続催 予定
○テーマ:『お寺の見方』−観光と信仰の観点から−
○開催趣意
お寺には仏像など文化財を鑑賞する観光の側面と、信仰の道場としての2つの側面がある。本講座では、お寺の紹介の仕方はどうあるべきか。観光タクシーの運転手の指導者を招き、迎える側の寺院側と話し合った。
○日時:平成26年2月2日(日) 
 12時30分受付 13時30分開会 15時30分終了
○場所:佛教大学四条センター
○当日の日程
13:30  開 会(開会挨拶:吉澤)
・鼎 談      聞き手:吉澤研究員 ・対談者:吉田研究員
          ゲスト:洛陽交運郷土史跡研究会会長 前田佑一氏
15:30 終了
○開催場所・後援・広報については前回と同様
○今回の講座は、実際に観光案内をしている現役の観光タクシー運転手を招き、修学旅行生や観光客を案内する実例を話してもらい対談がはじまった。寺院側からは、吉田研究員が観光客を迎える立場から理想と現状の違いを語った。特に信仰の場として、また文化財の所有者の立場でもあり、仏教の教えなど観光で訪れる参拝者に受け入れられるか、興味を如何に止めることが出来るかなどの苦労話や、根本には信仰の場所であることを忘れないようにしていることが語られた。観光客を案内する側と迎える側のそれぞれの思い、苦心している事柄が話し合われ、それぞれの立場を理解してもらえる講演となった。
○広報:京都新聞社後援を冠したチラシを配布
○参加費無料 参加者数:92名

【平成25年度の反省点】
少人数の研究員による機動力を活かして、「日々刻々変化する社会を検証し、問題提起する」というE班の目的は2年度目も果たせたと思う。
平成26年度も参加者アンケートも参考にしながら、広く一般が求めるテーマを精査して講座を開催したい。
講座をやりっぱなしで終わらせず、宗門の知的財産とするため、内容を収録し出版化して、広く宗門内外にアピールする必要があると思われる。

【平成26年度事業計画】
平成26年度も下記3回の講座開催を予定している。本年度は一般にも関心の高い「比叡山の行」を通年でシリーズとして取り上げる。会場はいずれも佛教大学四条センター。

○第7回「比叡のこころ」講座
 テーマ「比叡山の行〜横川の看経行〜」
 講師:高山良彦師(比叡山戒光院住職 四季講堂輪番)
日時:7月6日(日)13時30分
○第8回「比叡のこころ」講座
 テーマ「比叡山の行〜浄土院の十二年籠山行〜」
 講師:高川慈照師(比叡山最乗院住職)
 日時:9月28日(日)13時30分
○第9回「比叡のこころ」講座
 テーマ「比叡山の行〜千日回峰行〜」
 講師:上原行照師(伊崎寺住職)
 日時:平成27年2月1日(日)

○出版物の刊行
宗内だけでなく、一般読者にも広く読んでもらえることをめざし、B6版や新書型式で発刊を目指したい。掲載内容については、平成24年10月7日開催の第2回「葬儀のあり方と戒名」、平成25年6月30日開催の第4回「日本人の神と仏」、平成26年度開催の「比叡山の行」シリーズ(第7,8,9回)を選定し、第1回から第9回までの講座概要も記載し研究の集大成として発刊したい。


【プロジェクトチームG】(代表 大澤亮湛)
【平成25年度研究報告について】
平成25年度より3年間の研究期間として再出発となったプロジェクトチームGであるが、各研究員の繁忙により平成25年度は、3回しか開催できなかった。研究課題としては、前G班より引き継いだ「天台宗の葬儀僧侶用冊子」を平成26年7月中の完成を目指す。また、「葬儀リーフレット」が現場の住職より好評を得たので、今後「年中行事シリーズ」として、リーフレットの作成を検討した。

  (神25年11月8日 於;大正大学  「天台宗の葬儀僧侶用冊子」の校正
   出席者:大澤亮湛、勝野隆広、神達知純、大塚善仁、鈴木行賢
       オブザーバー渡辺明照
  ∧神26年1月31日 於;大正大学 「天台宗の葬儀僧侶用冊子」の校正
   出席者:大澤亮湛、勝野隆広、神達知純、張堂興昭、大塚善仁、鈴木行賢
       オブザーバー渡辺明照
  J神26年3月12日 於;大正大学 「天台宗の葬儀僧侶用冊子」の校正
   出席者:大澤亮湛、勝野隆広、神達知純、村上興匡、霜村叡真、鈴木行賢       オブザーバー渡辺明照
【平成26年度事業計画】
「天台宗の葬儀僧侶用」冊子刊行後の研究活動として、葬儀リーフレットが好評であった為、G班として、檀信徒の教化の一助となるようにリーフレットのシリーズ化に取り組むことが協議され、特に作業効率を良くする為に、1人か2人1組で「修正会」・「節分会」・「涅槃会」・「彼岸会」・「灌仏会」・「山家会」・「施餓鬼会」・「お盆」・「十夜」・「霜月会」・「成道会」・「除夜会」の年中行事リーフレットや「年回法要」・「仏様の縁日」・「授戒会」・「結縁灌頂」・「五重相伝」また、大法会に関連して「伝教大師」・「慈覚大師」・「相応和尚」・「惠心僧都」などの項目を選定し期間を区切り執筆を行い、班会議に持ち寄り研究員全員で校正を経て発行をしていく。



掘ァ峩誼追嫦峺Φ羹蟶話会」及び「現代における宗教の役割研究   会」(コルモス)への動き

・平成25年 4月22日「第12回教団付置研究所懇話会・年次大会」第2回実行委員会(於真如苑友心院)
     出席者 福島亮俊センター事務長
                 三浦密照センター書記

・平成25年 6月24日「第12回教団付置研究所懇話会・年次大会」第3回実行委員会(於真如苑友心院)
     出席者 福島亮俊センター事務長
                 三浦密照センター書記

・平成25年10月3日「第12回教団付置研究所懇話会・年次大会」
  テーマ「ケアとしての宗教」 3研究所発表 (於真如苑 応現院)
   ・浄土真宗本願寺派総合研究所・中央学術研究所・オリエンス宗教研究所
  出席者 勝野隆広センター2班主任・村上興匡研究員・長崎誠人研究員
      小林順彦研究員・福島亮俊センター事務長・三浦密照センター書記
仙波知佐子布教課書記・渡邉恵晃嘱託職員


・平成25年12月26〜27日
       第60回「現代における宗教の役割研究会」(コルモス)テーマ『宗教と家族』(於京都国際ホテル)     出席者 村上興匡研究員
      

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【1班について】
 24年度末に『新編天台宗の教義(一)』を刊行し成果の一端を公開したが、その効果について、読者の意見、感想の集約など分析考察を深める必要を感じる。続いて刊行予定の『新編天台宗の教義(二)』の編纂作業に生かすべき点の有無を含め、末端での利用の方法などの状況も抽出でも良いので調査できたらと思う。せっかくの労作であるので、有効に活用させたい。
  
【2班について】
 25年度の成果として「少子高齢化と寺院運営に関するアンケート」調査を実施、回答率65.5パーセントを得たことは高く評価できる。今後はこの結果を宗団の施策に反映できるようさまざまな側面からの分析に期待する。
 自死問題への取り組みについては、仏教が社会的役割を果たしていくうえでも意義深い。仮題にある「つなぐ」と「聞く」の具体的内容をさらに深めた冊子を作成し、寺院が地域と一体となって自死予防と自死遺族のケアに心を砕いていく手引きとなるよう期待するが、僧侶への研修や、寺院間のネットワークづくりも課題となるのではないか。自死という重い課題に仏教者としてどこまで対応できるか、また、するべきかの見極めも必要となるだろう。これらの点も留意されながらまとめて欲しい。 

【3班について】
 25年度の成果として、祖師先徳鑽仰大法会対応のスマートホンアプリ「寺旅コンシェルジェ 慈覚大師円仁」を開発発表した。これについてはすでに祖師先徳鑽仰大法会第2年次になってからの発表になってしまったが、経費の面など、センター運営上からの対応の遅れであり致し方ないとも言えるが、教団として情報発信を強化されたことを高く評価したい。若者層だけでなく、かなり高齢者でもスマートホン利用の時代である。有効な活用が望めるアイテムであるので今後も祖師先徳鑽仰大法会関連のテーマで開発を継続し、公式HPも含め発信力をさらに高めてもらいたい。また、宗当局には開発経費や管理経費などの点でセンターや班に負担をかけないやり方をお願いしたい。

【4班について】
 教師研修課程の義務化も開始された。いよいよ教学面においても教師資格として必須履修の時代が始まった。期待すること大なるものがある。今後の課題としては指導者の養成を促進し、講座の開催を増やし履修の機会を増やす努力が必要となる。また、少子化に伴う後継者不足が予見される状況で、宗内の若年層(小学生・中学生・高校生)への予備的な研修プログラムの策定と実施も必要になってくるのではないか。検討されたい。
【プロジェクトチームEについて】
 待ち受けの体勢から積極的な情報発信への役割として重要なプロジェクトである。会場も京都市内の好適地ということで成果を上げつつあることを高く評価したい。
 日本文化の根底を形作る仏教思想から見る現代社会の抱える諸問題への提言など、さらに講座の質を高めていただきたい。

【プロジェクトチームGについて】
 25年度には葬儀について檀信徒用リーフレットが作成され配布された。また、これについて26年度早々には僧侶用解説も刊行される予定であることは評価される。
 テーマからすれば葬儀の現代化まで進むのかと思っていたが、まずは葬儀の本質を僧侶自身が再確認し、その中で地域性や風習を加味しながら葬送を檀信徒とともに意義深いものにしていくことが現代の直葬や略葬を防ぐ基本であり最善の方法といえる。
 今後さらに年回法要の意義、宗教行事など檀信徒への広宣リーフレットも継続開発していくべきだが、センターでの研究の範囲はあくまで試験的開発でこれが使えるとなれば、宗当局がしかるべき部署でこれを継続するという住み分けが必要である。

【今後の課題】
 25年度研究成果の評価の最後に今後のセンター研究のテーマとして幾つか挙げたい。

1 「寺院相互の経営の連携」について
 すでに本寺末寺の関係や法類組み寺の関係も書類上のものとなっている。相互に寺院運営を支えあう互助システムではなくなっている。そのような中で、過疎地寺院では檀家の減少が著しく寺院の存続も危ぶまれる状態である。一方都市部寺院では墓地用地も無くなり入檀希望にも応えられない寺院が多い。また、社会全体が窮屈になる中で、一時の安らぎを寺院に求め来寺する信徒に十分に対応できる時間も場所も与えることができない。住職一人の力ではこのような社会のニーズに対応しきれなくなっているのが現状である。寺院の経営でもグループ化を考える時期ではなかろうか。モデルケースをセンター主導で実験してはどうか。

2 「いじめ」と「子供の自死」について
 自死問題の中でも「いじめ」とそれによる児童生徒の「自死」について、具体的な防止対策を検討できないだろうか。一昨年に大津市での事件も問題化した中で、漫然と手をこまねいているわけにはいかない。「一隅を照らす」の中で取り上げても良いが、そのモデルを検討できればと思う。

3 人材養成に関連して
 教師研修制度もいよいよ実働体制となり、ここに解・行の両輪がそろって回ることとなった。大いに効果を期待したい。
 しかしながら、これで僧侶として必須な要件が満たされるわけではない。ますます閉塞感の広がる現代社会から突きつけられるさまざまなニーズに対応できる資質を養成するには仏教者としての使命感を持たせることが最も重要になるのではないか。
 振り返って徒弟養成の現実を見れば後継者のほとんどが寺院子弟であり、また昨今の少子化と核家族化のなかで、一般家庭と変わらない寺院生活に慣れきっているのが実際であり、地方寺院での徒弟養成の機能は無きに等しい。
 さまざまなご意見があろうが、今あえて総本山での在山1カ年を僧侶養成の必須条件とすることを提案する。この件についての検討をお願いしたい。



.センター長審査会総評
【1班について】
 平成24年末に、昭和46年11月24日宗務庁教学部発行の平了照著『天台宗の教義』の改訂版、『新編 天台宗の教義(一)』が、24回におよぶ制作作業検討会議の末に刊行された。研究員各師の労苦に感謝したい。折角の労作である本書をさらに意義あるものとするためにも、その活用方法、読者の意見・感想などの集約を行い、続編の『新編 天台宗の教義(二)』に反映してほしい。また続編の刊行については、現研究員の任期中に刊行されることが望まれる。

【2班について】
 平成25年度の成果である「少子高齢化と寺院運営に関するアンケート」調査が、65.5%という高い回答率を得たことは、全国寺院がこの問題に関心を示していることの証左であり、課題の設定と実施が時宜を得たものであったことを評価したい。この調査結果を分析して、対応策について何らかの提言がなされることを期待する。
 平成26年度中に作成が予定される、宗内僧侶向け「自死問題」に関するリーフレットは期待されるところが大きい。寺院が地域の核として自死予防に取り組むことと、自死者遺族の心のケアにあたることは、寺院の大きな社会的役割ともいえよう。この成果が研修会などで発表され、実際に各寺院の現場で生かされることが望まれる。

【3班について】
 平成25年度の成果である「寺旅コンシェルジュー慈覚大師円仁ー」のアプリ開発によって、特に若年層に対する発進力が強化されたことを評価したい。今少しの内容の充実が望まれる。今後は、さらなる祖師先徳大法会対応のアプリの開発に着手することが期待される。
 天台宗公式ホームページについては、課題が山積しており、新たに組織され直した宗務庁のホームページ委員会と緊密に連携して、充実した情報が盛られた、見やすく使いやすいホームページとし、宗の「顔」がみえるように改良されることを期待する。

【4班について】
 教師研修制度も開始されて2年が経過し、多くの受講者を得て順調に実施されていることは高く評価される。平成26年度はいよいよC群の講座が行われるようになり、研修会の定着化が見えてきたようである。研修会には天台の教師にとって教学面で必須の講座が設けられており、僧侶の資質向上の効果が大きく期待される。さらなる講師養成と、講座の開催のあり方などに検討を加えながら推進されることが望まれる。
 なお、少子化に伴う後継者不足が予見される中、宗内の若年層(小学生・中学生・高校生)への予備的な研修プログラムの策定と実施も必要になってくるのではないか、との意見もあることを附言しておく。

【プロジェクトチームEについて】
 センターの側から社会の中に出向いての情報発信である「比叡のこころ」講座は、100〜250名という聴講者があり、中には定期的な受講者もいるといい、宗門内外への情報発信という面で大いに評価されるところである。会場が仏教大学四条センターであるという地の利を生かし、今後も工夫を加えながらこのプロジェクトを推進することで、さらなる充実化を計っていくことが望まれる。講師は天台系の人にこだわらず、広く迎えることも一考に値するとの意見もあることを附言しておきたい。

【プロジェクトチームGについて】
 檀信徒用「天台宗の葬儀」というリーフレットが発行され配布されたが、好評ですぐに捌けてしまったので増刷されるという。続いて僧侶用「天台宗の葬儀」という冊子が印行されるが、本書は葬儀の本質を僧侶自身が確認するための好著で、これについても好評が期待される。班のテーマが「葬儀の変容とあるべき姿の提示・法要儀式の現代化について」ということであるからして、葬儀の現代化という問題にも取り組むことが期待される。

【全体総括】
 現在は、平成24年4月1日から平成34年3月31日にわたる、慈覚大師・恵心僧都・相応和尚・伝教大師の御遠忌・御生誕の祖師鑽仰大法会期間中である。そうした中にあって、センターは社会に対する発信という役割を担っている。他方、一宗の住職や教師、僧侶に対し、基本的教学の知識、社会との関わり方、法儀・法要などに関し、情報や資料などを提供してその活動を手助けする責務があると考える。そうした諸々を研究し、供給し続けていただきたい。 


此ヌ斉への展望

 天台宗総合研究センターが発足し、実働に移って以来、本年で早くも12年目になる。各研究班は宗門の付託に応えるべく、鋭意研究を重ねてきた結果、平成25年度にはさまざまな成果が見られた。
 宗内に向けては「新編 天台宗の教義(一)」が刊行され、近い将来の続編刊行が待たれている。全国寺院を対象にした「少子高齢化と寺院運営に関するアンケート」は高い回答率を得、この分析によって明らかにされるであろう問題点の集約が期待される。また研修制度の教師研修会は、多くの受講者を集めて順調に開催されており、さらなる講師の養成やカリキュラムの構成・講座の開催方法などの点検もなされつつある。さらには檀信徒用「天台宗の葬儀」リーフレットが作成されて好評を博し、続く僧侶用「天台宗の葬儀」冊子も来月末までには作成される。
 宗外に向けては祖師鑽仰大法会対応のスマートホンアプリ「寺旅コンシェルジュー慈覚大師円仁ー」が開発され、すでに次のアプリの作成も視野に入ってきている。また時宜に応じたテーマで講演会の開催も行われている。こうした各種研究に対して宗内外よりさまざまな反応をいただいたことは、今後の研究に向けまことに励みになるものである。
 しかしながら、激変する社会情勢の中で、その変化に対応し、精神界を先導して天台宗徒の責務を全うすることは並大抵のことではない。であればこそ、覚悟を新たにして宗祖大師の本願を体し、激動する人心に対応しつつ浄き仏国土建設の宗旨に一歩なりとも近づくことこそ宗徒の任務であり、当研究センターとして宗門の要望に応えねばならぬと覚悟を新たにするものである。
 既設の4班に併せて、宗門の要望に応えてプロジェクトチームが組まれ、具体的に研究が進められていることは、必ずや宗徒各位はもとより、社会からの輿望に添え得るものと信じ、さらなる進展を期すものである。
 引き続き、各位による一層のご支援を切に望む次第である。
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