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活動報告書 > 全体 > 2013年 展 望 と 事 業 計 画
2013年 展 望 と 事 業 計 画
投稿者: Kyogaku 掲載日: 2013-7-12 (5952 回閲覧)
平成25年5月22日

 天台宗総合研究センター
理事長 阿 純孝殿

                       センター長
                         小林肋

 激動する現代社会にあって、センターがどのように宗門の付託に応えるべきかを目標に、基本的理念に基づき、センターに関わる企画委員・研究員は、具体的方策に取り組みながら、鋭意、研究と努力を重ねております。
 ここに、前回の報告(平成24年5月22日)以後のセンターの歩みを踏まえ、平成24年度(平成24年4月〜25年3月)の動きと今後の展望を記すると共に審査会の審査報告を付して報告に代えます。


機ゥ札鵐拭爾硫餤諜録
 *センターの会議記録は次のとおり(各研究班会議を除く)
 
  平成24年5月22日  センター総合企画会議
1.平成23年度事業報告
2.平成24年度事業計画

平成24年6月5日   センター理事会
1.平成23年度事業報告
2.平成23年度センター特別会計歳入歳出 決算
3.同上剰余金の処理につき承認を求める件
4.平成23年度末センター資金積立金現在高報告
5.研究テーマに対する各研究班の平成23年度報告



 平成24年12月17日  センター総合企画会議
1.平成24年度中間報告について
2.平成25年度事業計画について
3.平成25年度予算案について
4.審査会の開催について
5.その他

 平成25年1月25日   センター理事会
1.監事の推薦について
2.平成25年度事業計画
3.平成25年度センター特別会計歳入歳出 予算
4.研究テーマに対する各研究班の進捗状況報告
5.その他

 平成25年3月25日   センター審査会
1.各班審査

 


供コ独匹慮Φ罎畔神25年度事業計画

○第1班(主任 多田孝文)
【基本方針】「天台宗の「宗」としての再確認」をテーマに総合仏教に根ざした「宗」であることを再確認する中で、日本仏教を形成する諸宗派と対比しつつ自 らの独自性・存在感を明確にする。

【新編『天台宗の教義(一)』の制作作業概要】
 第一回 平成24年4月12日/ 出席者7名
 第二回 平成24年5月9日/ 出席者7名
【新編『天台宗の教義(二)』の制作作業概要】
 第三回 平成24年7月18日/ 出席者7名
 第四回 平成24年10月4日/ 出席者5名
 第五回 平成24年11月29日/ 出席者5名
 第六回 平成25年3月8日/ 出席者3名
  上記いずれの回も大正大学内で『天台宗の教義』改訂版制作に関して、執筆  内容や表現方法について細かい検討を行った。
  
【25年度研究計画案】
(1) 『新編 天台宗の教義(二)』の制作作業をおこなう。本書の概要は宗祖の四宗相承にならい、以下のように決定した。
第一章 法華円教概説(天台本覚思想、本尊論等を含む)
第二章 天台密教
第三章 円頓菩薩戒
第四章 叡山浄土教
第五章 神仏習合
 細目、内容および執筆者の人選については現在検討中であり、早急に決定したいと考える。

(2) 『新編 天台宗の教義(一)』については、読者からの意見を幅広く集約し、本書が現場でどのように活用されうるか検討したい。

(3) 教師研修会については他班と連携して検討を進める。



○第2班(主任 勝野隆広)

1、平成24年度の事業報告
(1)班会議
(神24年 4月27日 於;大正大学 2班の方向性と今年度の活動について(5名)
∧神24年 6月11日 於;大正大学 2班の方向性と今年度の活動について(7名)
J神24年 8月20日 於;宗務庁  宗内アンケート調査の検討(9名)
な神24年11月13日 於;大正大学 宗内アンケート調査の検討(5名)
ナ神24年12月 7日 於;大正大学 宗内アンケート調査の検討(4名)
κ神25年 2月 8日 於;宗務庁  宗内アンケート調査の検討(6名)

(2)活動報告1
当初、昨年度の延長で2班の事業としてセンター主催の講演会開催を検討していたが、プロジェクトEが立ち上がり定期的な講演会が開催されることになったのを受け、第2班としての研究活動をどのように進めるかを検討した。
その結果、2班のテーマである、「天台宗の「宗」としての再確認と現代における宗団のあるべき姿」(外部社会対応)に照らした研究活動を行うことを前提に、「宗団の現状を把握し、将来像を模索するための調査研究」を行うこととした。
具体的には、4年に一度行われている寺族調査(寺族台帳の提出)が平成25年度に実施されることから、この機会に併せて、センター2班としてのアンケートを行うことを計画した。
そのための、アンケート項目の検討を行い「少子高齢化と寺院運営に関するアンケート」としてA3一枚に収まる範囲で調査用紙を作成した。これに依頼書・調査手順を添付し、教区経由で全寺院に配布されている。

(3)活動報告2
平成24年度 第11回教団附置研究所懇話会年次大会の開催
本年度の教団附置研究所懇話会の年次大会を天台宗総合研究センターが当番教団として運営した。そのために、幹事教団として準備委員会を宗務庁で開催し、センター長以下、2班主任と教学課長・書記が参加し準備をすすめ、10月5日に開催された。当日は総合司会を勝野主任が、発表司会を塩入研究員、村上研究員が務め、懇話会所属の研究所関係者100名の参加者を得て、活発な発表と質疑、情報交換が行われた。また、懇話会終了後、琵琶湖ホテルに移動しての交流会も和やかに行われた。


2、平成25年度事業計画
(1)事業計画1
上記アンケート調査の実施、回収、統計処理、報告書作成が25年度の事業となる。回収された調査票に関しては、外部会社に入力を依頼する予定で見積もりをもらっている。そのアンケート調査の結果をもとに、データの分析を行った上で明らかになった天台宗寺院のおかれている現状、あるいは住職の意識等について、平成25年度末を目途に、報告書をセンター理事長に提出し、また宗報等を通じて宗内にフィードバックする予定である。
また、アンケート調査をもとに、明らかになった課題と対応策を検討するための、会議またはシンポジウムなどを開催することも検討していく。
(2)事業計画2
前回の企画会議で依頼された「自死問題」についても、2班の新しい研究テーマとしていく。
平成25年度第一回の4月24日の班会議で検討した事柄は、「自死問題」へのアプローチには
1) 自死しようとしている者への対応
2) 自死者家族への対応
3) 自死予防への取り組み
4) 自死等の死の問題に直面している医療関係者へのフォロー
が挙げられた。このうち、
1、 自死しようとする者への対応は、専門知識を持った者がチーム組んで対応することが必要であり、安直に関わることは困難であると指摘された。
2、 自死者の葬儀など関わる場面が想定される。自死者家族対応の留意点などを住職の心構えとしてまとめる必要がある。
3、 自殺予防となるような活動事例を収集し、宗団・教区・寺院等で可能な活動を提案する。
4、 充分な知識と配慮のできる者、カウンセラー的素養が必要か?
などが検討された。
 今後はこの「自死問題」に関して、天台宗としてどのような対応が可能なのか、他宗が取り組んでいる事例等も紹介しながら班会議で検討を加え、何らかの報告をまとめる予定である。
            
○第3班(主任 霜村叡眞)
【研究会議の記録】
a H24
  第1回 期日:3月 2日(金) 会場:宗務庁 参加者: 6名
     テーマ:スマホアプリ「比叡山ぐるぐる巡り(仮)」検討
         ネットにおける天台宗(天台宗公式HP改良)他
  第2回 期日:4月19日(木) 会場:宗務庁 参加者: 7名
     テーマ:スマホアプリ「比叡山ぐるぐる巡り(仮)」・災害対策検討
  第3回 期日:6月21日(木) 会場:宗務庁 参加者: 8名
     テーマ:スマホアプリ「比叡山ぐるぐる巡り(仮)」・災害対策検討
  第4回 期日:7月19日(木) 会場:宗務庁 参加者: 3名
     テーマ:スマホアプリ説明会(宗務総長・教学部長)
  第5回 期日:9月25日(火) 会場:宗務庁 参加者: 8名
     テーマ:スマホアプリの以後の展開・災害対策検討
  第6回 期日:11月15日(木) 会場:宗務庁 参加者: 4名
     テーマ:スマホアプリ「円仁ゆかりの寺巡り(仮)」・災害対策検討
b H25
  第7回 期日:1月30日(火) 会場:宗務庁 参加者: 7名
     テーマ:スマホアプリ「円仁ゆかりの寺巡り(仮)」・災害対策検討
  第8回 期日:3月 7日(木) 会場:宗務庁 参加者: 7名
     テーマ:スマホアプリ「円仁ゆかりの寺巡り(仮)」・公式HP
c 備考
上記以外に、アプリ担当者による他の機関への調査・開発業者との打合せなど複数回あり。
また、相互作業をメーリングリスト・SNSにて行う。

【担当】
aプロジェクトC
天台宗並びに研究センター広報担当:センター・ホームページ管理運営とその拡充。
b3班での提案
天台宗公式HPのリニューアル。
大法会協賛スマートフォンアプリケーションの提案・開発。
災害時の対策検討。
ネットでの情報発信・情報交換の提案。

【研究活動報告】
aプロジェクトC
   (天台宗並びに研究センター広報担当:センター・ホームページ管理運営    とその拡充)
   「天台宗総合研究センターHP」においては、通常の管理続行。ダウンロー    ド資料など「天台宗 宗徒向けHP」に移管しつつあり、実験ページとし    ての役割も果たしている。

b「ネットにおける天台宗」
問題提起
現代の情報発信においては、「ネット上に存在しなければ、事実上世の中に存在しない」に等しく、また常に変化に対応することが必要となる。
宗外のデータの誤りや中傷を止めさせることは事実上不可能。そこで、天台宗に於いて自分たちが正しいと考える見解を常に公表しておくことが大切になる。
公式HPでの情報発信
天台宗の顔となる公式HomePageにおいて現在できているとは言い難い、適切で新しい発信を実現する努力をする。
出版物とHPとの連携
『伝教大師の生涯と教え』全文をHTMLで掲載することと、同書籍販売とを連携する。現在準備中。
『教師必携』などの良素材を活用・改訂し、同様に利用する。
新しい天台宗の教科書(仮)の掲載・販売。
HP専門の担当者配置
上記改良や継続的メンテナンスには、専門の担当者あるいは担当部署が必要。

cスマートフォンアプリケーション
ヽ発動機
大遠忌協賛のために、スマートフォンアプリケーション「円仁アプリ(仮)」を作成・公開することで、ゆくゆくは次世代を担う人々に天台宗の事績・教えの周知を図る。
経過
担当者がまとめた企画書をもとに検討、開発業者との打合せ、予算承認まで進んだ。

d宗門の災害対策について
「宗門の災害対策について 総合研究センター3班からの意見書」として提出。また、災害対策を検討するためのセンター第5班設置を提案。


【センターHPの運営と現況】
a現HPメンバー数230名(平成25年5月20日現在、教区2件を含む)
b総アクセス数:400,226件(平成25年5月20日、午後4時現在)
c一日平均アクセス数:185件
d最大アクセス日: 3/7: 251件, 3/6: 242件, 5/12: 234件(平成25.1.1〜5.20)
e最少アクセス日: 2/19: 109件, 5/10: 122件, 5/9: 127件(平成25.1.1〜5.20)

【ダウンロード資料】
a総ダウンロード資料数:153件(平成25年5月20日現在)
内訳(教学:22件 学会関係:9 布教:82 法儀:12 寺院運営:7         研究員提供資料:2 その他:19)
b全国教区研修会一覧
平成22年度より宗徒向けホームページにて掲載
c全国ニュース掲載(全国紙など、平成24年4月1日〜25年3月31日)86件追加。
ヒット数多い例
●19=3/2  雷鳴抄 慈覚大師円仁(下野新聞)
● 9=1/15 「忘己利他」体現した情熱の人(読売新聞)
● 9=11/15「お十夜法要」結願迎えお練り大法要 真如堂                     (京都新聞)

【平成25年度事業計画】
1)担当
 3班の担当分野
    天台宗並びに研究センター広報担当:センター・ホームページ管理運営    とその拡充。
 3班独自の提案・検討事項
天台宗公式HPのリニューアル。
ネットでの情報発信・情報交換の提案。
スマートフォンアプリ開発。

2)3班からの提案・検討事項
天台宗公式HPのリニューアル
天台宗公式HPの現状での問題点を整理し、改良案を提示する。既に23・24年度中継続して検討し、具体的イメージを作成した。
現在、宗内における当プロジェクトの優先順位が低く、当班の提案は未採用である。しかしながら、当班ではこれを非常に重要と判断しており、継続して提案する。
既に当班が指摘しながら、依然として不備のままの例を一つだけ挙げるなら、当報告作成時点(H25.5.15)で、宗内最大事業の祖師鑽仰について、天台宗公式HPのトップに記載が無い。各祖師を広く世間に周知するためには、公式HPは真っ先に活用するべきである。

ネットでの情報発信・情報交換の提案
宗内外の情報収集・発信の別方面の可能性を探るため、いわゆるSNS(social network service、インターネット上にある種の社会的ネットワークを構築すること)利用の可能性を模索する。これにも様々な可能性がある。
既に一部のセンター研究員が参加して、facebookサービス上で「天台宗総合研究センター」グループを作成、センター内での情報共有・検討を継続中。「日本天台宗大辞典事務局」グループも立ち上がり、積極的に運用中である。また、宗内の積極的なネット利用者に既に広がりを見せており、各県の仏青での被災地支援活動事例などもある。

スマートフォンアプリ開発
情報発信・収集のツールとして、スマートフォンへの対応は避けられない。例えば“まっぷる「京都はんなり寺巡り」”、“京都禅寺巡り(禅文化研究所)”など、既にiPhoneやアンドロイド携帯用の寺院散策案内用アプリケーションが存在する。“根津美術館”のような美術館紹介アプリもある。無料もしくはほぼ無料に近い価格で提供され、写真や解説も出し惜しみしないという共通の特徴があり、これによって現実の集客が見込まれている。
3班では、大法会にちなむ慈覚大師ゆかりの寺院紹介アプリを制作中である。


3)付記
以上、取り敢えず優先すべきと考えるものを挙げた。並行して実現できれば理想的であるが、時期を鑑み、スマートフォンアプリケーションの作成に注力している。
そもそも、実現性よりも可能性に着目し、提案をしていくのがセンターの役割と考えている。情報発信は更新性・継続性が重要であり、実行にはセンター研究員ではなく専門の担当者を必要とする。各事項を検討するとき、必ず俎上に上っており、具体的には宗務庁内での専門職員の配置と考えられる。これも継続的に訴えていきたい。


○第4班(主任 坂本廣博)

【平成24年度事業報告】
センター4班は、平成22年度より「新しい研修制度」について検討を行ってきた。
平成24年度は教師研修会の試行期間と位置づけたが、200名を越える受講生が集まった。また25年度開講のB群(法儀の意義と内容に関する科目)、さらには平成26年度に開講予定のC群(天台宗の教理に関する科目)の模擬講義を行った。

(教師研修会・いずれもA群)
第一会場・平成24年5月17日〜19日、於大正大学
第二会場・7月25日〜27日、於ホフィスネット会議室(福岡)
第三会場・10月31日〜11月2日、於フォレスト仙台(宮城)
第四会場・平成25年3月2日〜4日、於叡山学院

(反省会・模擬講義等の会議)
平成24年:4/13(金)、5/25(金)、5/26(土)、8/1(水)、11/16(金)
平成25年:2/14(木)、3/12(火)      全7回、いずれも於大正大学

【平成25年度事業計画】
今年度も前年度に引き続き、4班が教師研修会の運営の中心となる予定である。また研修会の講師として新たな人材の推薦も行ないたい。

(教師研修会)
B群第一会場・平成25年5月30日(木)〜6月1日(土)、於大正大学
B群第二会場・7月21日(日)〜23日(火)、於岡山コンベンションセンター(岡山)
B群第三会場・10月28日(月)〜30日(水)、於郡山ワシントンホテル(福島)
B群第四会場・平成26年3月1日(土)〜3日(月)、於叡山学院
A群会場  ・平成26年2月中旬、於大正大学

(反省会・模擬講義等の会議)
6/8(土):B群大正大学会場反省会
C群模擬
(担当者と内容)宮部亮侑(―‥毅院λ_攘个龍気┌院
        霜村叡真(⊇‥毅押λ_攘个龍気┌押
        鈴木行賢(天台の密教・円密一致)
7/31(水):B群岡山会場反省会
C群模擬
(担当者と内容)木村周誠(宗典3・その他の経典〜梵網経と大日経〜)
        井上智裕(づ径翅膸妝院λ_攜宍舛鳩佚気料反ァ
        張堂興昭(伝教大師2・円密禅戒と相承譜)
※11月以降にB群福島会場反省会、並びにC群模擬(2コマ)を開催予定。


○各班混合

【プロジェクトチームE】(代表 吉澤健吉)
【平成24年度班会議の開催状況】
平成24年度は、下記6回チーム会議を開催。「比叡のこころ」講座開催概要等を企画立案。いずれもプロジェクトE代表・吉澤健吉と研究員・吉田実盛、小林隆彰センター長の3人が出席した。

(神24年4月16日テーマ:第1回講座のテーマ、講師について於:宗務庁
∧神24年5月28日テーマ:第1回講座の講師について    於:宗務庁
J神24年7月2日テーマ:第1回講座の運営と第2回講座のテーマについて                   於:宗務庁
な神24年9月24日 テーマ:第2回講座の運営について  於:宗務庁
ナ神24年11月12日テーマ:第3回講座のテーマ、講師について於:宗務庁
κ神25年1月28日テーマ:第3回講座の運営と次年度のテーマについて
                               於:宗務庁

【平成24年度の事業報告】
「比叡のこころ」講座を当初計画通り以下のテーマで年3回開催した。
‖茖渦鵝嵌羆辰里海海蹇弭嶌続催
○開催趣意
地震、津波、原発事故の3つが重なり、多くのいのちが失われた東日本大震災。被災者の回向に、心のケアにと立ち上がった宗教者の支援はその後どうなったのか。被災地の寺院住職として、自ら被災しながらもボランティア活動を続ける天台宗萬寶院(宮城県)住職の石川仁徳師を招き、被災地のその後の現状と、復興に宗教者の果たすべき役割について語り合った。講座を受講した一般市民から後日、石川師に復興に役立ててほしいと新車3台が寄贈された。
○日時:平成24年7月8日(日) 
 12時30分受付 13時30分開会 15時30分終了
○場所:佛教大学四条センター
○テーマ:「震災復興と宗教者の役割」
○講師
対談:陸奥教区萬寶院住職 石川仁徳
   天台宗総合研究センター長 小林肋
コーディネーター 天台宗総合研究センター研究員 吉澤健吉
○後援:京都新聞社
○広報
昨年11月のセンター2班シンポジウムで使用したチラシを見本とし、2000部印刷。京都新聞、佛教大学四条センター、天台宗公式HP等で広報。
○参加者:100名

第2回「比叡のこころ」講座開催
○開催趣意
最近、大都市を中心に形式にとらわれない自由葬が増え始め、一部で戒名不要論も出始めている。葬儀や戒名がなぜ必要なのか、歴史をさかのぼりながらその意味について解説した。
○日時:平成24年10月7日(日) 
 12時30分受付 13時30分開会 15時30分終了
○テーマ:「葬儀のあり方と戒名」
○パネリスト
天台宗総合研究センター長 小林肋柑
天台宗総合研究センター研究員(兵庫県加古川市・真光院住職)吉田実盛氏
○コーディネーター 天台宗総合研究センター研究員 吉澤健吉氏
○参加者:170名

B茖害鵝嵌羆辰里海海蹇弭嶌続催
○開催趣意
天台宗に古くから伝わり、日本の歌謡の原点ともいわれる壮厳な音楽法要「天台声明」。今年が第三代天台座主慈覚大師円仁の1150年遠忌にあたることから、叡山学院学生有志による「慈覚大師御影供」のダイジェストを上演した。また、一般のために、声明の歴史や楽器についてもわかりやすく解説した。
○日時:平成25年2月17日(日) 
 12時30分受付 13時30分開会 15時45分終了
○テーマ:「天台声明の魅力」−荘厳なる仏教音楽法要−
○総合司会 吉澤研究員
○齊川師の講演は、聞き手の吉田研究員が声明の歴史、特徴、公演で唱えられた声明の紹介などを質問していく形(対談形式)で行った。
○参加者:250名

【平成24年度の反省点】
少人数の研究員による機動力を活かして、「日々刻々変化する社会を検証し、問題提起する」というE班の初年度の目的は果たせたと思う。
 今後は参加者アンケートも参考にしながら、広く一般が求めるテーマを精査して講座を開催したい。
 講座をやりっぱなしで終わらせず、宗門の知的財産とするため、内容を収録して宗報に掲載し、また出版化して、広く宗門内外にアピールする必要があると思われる。
 出版に際しては、従来の報告書の冊子化では内部向けの印象が強いので、広く一般も購入できるよう「比叡のこころ」叢書としてB6版や新書版で出版されることが望ましい。

【平成25年度事業計画】
平成25年度も下記3回の講座開催を予定している。会場はいずれも佛教大学四条センター。
○第4回「比叡のこころ」講座 平成25年6月30日(日)
テーマ「日本人の神と仏」
日本人の宗教観として昨今、高い関心をよんでいる神仏習合について、小林センター長と比叡山の守護神である日吉大社の馬渕直樹宮司に対談してもらい、延暦寺と日吉大社の不離一体の神仏習合1200年を解説してもらう。

○第5回「比叡のこころ」講座 平成25年9月29日(日)
テーマ「天台の死生観」−臨終行儀について−
臨終の看取りが関心をよぶなか、伝統仏教の看取りのルーツとして注目を集める恵心僧都源信の臨終行儀について、実際に会場で実演してもらい、一般にわかりやすく解説する。

○第6回「比叡のこころ」講座 平成26年2月2日(日)
テーマ「お寺の見方」−外から内から−
 佛教大学や立命館大学などの観光サークルの学生たちや、弥栄タクシーの観光運転手などを招き、彼らが日頃、外からお寺をどう紹介しているのかを検証、たんに美術や文化財鑑賞の対象だけでない信仰の道場としての寺院の紹介の仕方を模索する。


【プロジェクトチームG】(代表 渡辺明照)
平成24年度班会議の開催状況について
第1回、平成24年4月23日、大正大学天台学研究室にて開催。出席者、霜村、勝野、神達、土屋、村上、渡辺の各班員と事務局から三浦書記の七名。リーフレットを完成させ、また小冊子作成へ向け執筆分担を決める。天台宗の葬儀、戒名、枕経は土屋班員、通夜は大沢班員、葬儀、荼毘は神達班員、初七日、満中陰は霜村班員、年回法要、葬儀の現状は村上班員が担当、各項目600字以内で作成することとする。他に大塚班員提出のQ&Aに対する答えの作成を各班員の課題とする。以上のことを決めて新年度の活動がスタート。
第2回、同年5月23日、大正大学天台学研究室にて開催。出席者、大塚、土屋、大沢、勝野、霜村、神達、渡辺の七名。大沢班員提出の「通夜」、神達班員提出の「荼毘」を検討。下炬、土砂加持法を入れるべきとの指摘がある。檀信徒向けリーフレットは勝野班員の校正で印刷することを決め、「冥土の旅路」は挿絵を入れることと、3班で公開する方へ向けて検討することを決める。
第3回、同年7月30日、大正大学天台学研究室にて開催。出席者、霜村、土屋、村上、大塚、渡辺の五名。檀信徒向けリーフレットが完成する。次の作業は僧侶向けの解説小冊子作成の内容の検討に入る。
第4回、同年9月11日、大正大学天台学研究室にて開催。出席者、神達、霜村、土屋、勝野、村上、張堂、渡辺と、事務局から三浦書記の八名。9時半より1時半まで長時間にわたり各員提出原稿を検討する。
第5回、同年10月17日、大正大学天台学研究室にて開催。授業中のため各員の出入りはあるが全員出席。大塚班員作成のQ&A素案で提出された三十数項目の問題を話し合う。「冥土の旅路は村上班員がその体裁作りを含め製本を討することを決める。葬式法事の栞(小冊子)の原稿取りまとめは代表が担当し、年内に作成完了を目指すことを確認する。(実際には年内に会議を開けなかった)

【平成24年度研究報告について】
〇檀信徒向けリーフレットの作成は、班員の努力の結果、作成完了し、印刷された。配布の仕方等は事務局に依頼した。
〇僧侶向けの小冊子は、原稿が集まり、最終的な検討段階に入っている。検討過程で新たな項目が必要とされる可能性はあるが、現段階での項目で一応のまとまりを見た。
〇事例集については、問題が多岐にわたり、収拾がつかない可能性がある。その代替として「Q&A」というような形で作成することを考えた。大塚班員が「Q」を作ってくれた。これについて問題発生の場合に参考になるような提起ができれば目的は達成できたと考える。まだ検討が必要な部分が少々残っている。
〇「冥土の旅路」については文章は完成したが、挿絵挿入にまだ工夫がいる。

【平成25年度事業計画】
■平成25年度(次期)への引き継ぎ事項について
〇僧侶向けの葬儀・法事の栞がまだ完成していない。
〇「Q&A」の内容検討が不足である。


掘ァ峩誼追嫦峺Φ羹蟶話会」及び「現代における宗教の役割研究   会」(コルモス)への動き

 平成24年 4月26日「第11回教団付置研究所懇話会・年次大会」第2回実行委員会(於天台宗務庁)
出席者 小林肋乾札鵐拭篠后
勝野隆広センター2班主任
福島亮俊センター事務長
皸聰湛センター書記 
三浦密照センター書記

 平成24年 7月4日「第11回教団付置研究所懇話会・年次大会」第3回実行委員会(於天台宗務庁)
出席者 小林肋乾札鵐拭篠后
勝野隆広センター2班主任
福島亮俊センター事務長
一色皓湛センター書記 
三浦密照センター書記

 平成24年10月5日「第11回教団付置研究所懇話会・年次大会」
                      最終打合せ(於天台宗務庁)
出席者 勝野隆広センター2班主任
福島亮俊センター事務長
      

 平成24年10月5日「第11回教団付置研究所懇話会・年次大会」
   テーマ「大震災と宗教」 4研究所発表  (於天台宗務庁)
        NCC宗教研究所・真宗大谷派教学研究所
        宗教情報センター・日蓮宗現代宗教研究所
 出席者
   阿 純孝理事長・小林肋乾札鵐拭篠后Ρ整羮質荏哀札鵐拭篠
   齊藤圓眞センター主幹理事・村上圓竜理事・勝野隆広センター2班主任
   村上興匡研究員・塩入亮乗研究員・吉澤健吉研究員・長崎誠人研究員
   小林順彦研究員・安原眞琴研究員・大塚善仁研究員
   福島亮俊センター事務長・一色皓湛センター書記・三浦密照センター書記


 平成24年12月26〜27日
       第59回「現代における宗教の役割研究会」(コルモス)テーマ『地縁・血縁の再発見』
                 (於京都国際ホテル)
             出席者 村上興匡研究員
      

 平成25年 1月30日「第12回教団付置研究所懇話会・年次大会」第1回実行委員会(於真如苑友心院)
出席者 勝野隆広センター2班主任
福島亮俊センター事務長
      三浦密照センター書記
        




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【1班について】
「天台宗の教義」改訂版、「天台宗の教義(1)」が今年度発刊される。研究員各師の労苦に感謝したい。「天台宗の教義(2)」については、これまで以上にペースアップをし、任期中に発刊していただきたい。また、葬儀に関しては、天台法華宗というのが出発点ではあるが現在は、密教立てや念仏が中心で執行されているので、天台としての葬儀の考え方が、宗門教師一人一人に十分な理解がなされていないままに葬儀が執行されていることに危惧を覚える。プロジェクトGの関わりもあるが、ぜひ早急に指針をまとめていただければと思う。


【2班について】
平成25年度にアンケートを実施し、宗門の実態を把握して対応策を研究されることは大変重要なことである。統計を取るのであれば、具体的な設問があっても良いと思う。対応策の研究をどのように進めて行くのか具体的に示し、アンケートの成果を出してもらいたい。また、宗務庁の各部署がどのような情報を必要としているのかをセンター側が聞き取り、アンケートの設問に盛り込めば、より有効な実態調査となろう。的確な対応策が講じられ、アンケートの情報が生きてくるのではないか。より詳しく現状をつかみ、きめ細かく対応していくのであれば、記名式にし、個々の寺院の置かれている立場を把握することも必要である。


【3班について】
天台宗公式HPの課題としては、慈覚大師ご遠忌を中心とする大法会をネット上でどのように流していくか、公式HPを管理している天台宗務庁総務部と定期的な情報交換が望まれる。スマートフォン、iPhoneアプリ開発については、夏までにリリースされる運びとなり、期待できるが、アンドロイド端末のシェアが6割以上と聞く今日に、iPhoneアプリのみの開発である点が、存在感を欠くのではないか。宣伝効果としてはアンドロイド版との同時リリースが望ましい。開発費についても、センター事業費を使わずに慈覚大師アプリに掲載する縁の寺院、特に大寺に開発資金をお願いするなどしてもらいたい。アプリ開発により大寺をセンターと一緒に行動していただくことが必要で、関心を持ってもらうことに繋がっていく。また、災害対策やSNSを活用した情報交換など、着眼点や研究内容に関しては大いに評価できる。


【4班について】
「教師研修会」については、平成24年度は200名を超える受講者があり、好評のようで高く評価する。平成25年度から本格的に教師研修会が実施されるので、益々期待している。しかし、我が宗は解行双修であり、天台僧として、宗祖のご精神に触れるためにも、本山の諸堂、道場を活用できるようカリキュラム、制度についてもセンターで研究してもらいたい。


【プロジェクトチームEについて】
研究テーマに沿った社会問題を取り上げ、宗門内外にアピールができ盛況であったことは、高い評価に値する。今後は、天台宗を如何に社会に向け発信していくかの研究に期待する。また、「こころ講座」の冊子化についても研究を進めてもらいたい。


【プロジェクトチームGについて】
研究期間を過ぎても、当プロジェクトの研究が十分な成果を上げたとは言えないが、地方の風習など葬儀については統一できるものではなく、宗として葬儀に関するリーフレットが作成されたことだけでも評価に値する。また、僧侶向けの冊子も完成間近のようであり、時間がかかり過ぎではあるが、一つの成果が形になってきている。センター研究員の叡智を結集させ、各寺院住職、教師の資質向上の為の資料作りに期待する。


【全体総括】
住職や教師、僧侶自身が教学の知識、法儀、法要などに自信をもって活動し、その活動の為の手助けとなるものを供給し続けて欲しい。





后ヌ斉への展望

 天台宗総合研究センターが発足し、実働に移って以来、すでに早10年が経過した。
 各研究班は宗門の付託に応えるべく、鋭意研究を重ね平成24年度の研究成果は目覚ましく、一例を挙げれば、宗内に向けては、教師研修会の制度確立に向けた講師の養成やカリキュラムの作成、宗外に向けては、時宜に応じたテーマで講演会を行うなど、宗内外より様々な反応をいただいたことは、今後の研究に向け誠に励みになるものである。
 しかしながら、激変する社会情勢の中で、その変化に対応し、精神界を先導して天台宗徒の責務を全うすることは並大抵のことではない。であればこそ、覚悟を新たにして宗祖大師の本願を体し、激動する人心に対応しつつ浄き仏国土建設の宗旨に一歩なりとも近づくことこそ宗徒の任務であり、当研究センターとして宗門の要望に応えねばならぬと更なる覚悟を新たにするものである。
 既設の4班に合わせて、宗門の要望に応え、プロジェクトチームが発足し、より具体的に研究が進むことは、必ずや宗徒各位はもとより社会からの輿望に添え得るものと信じ、更なる進展を帰したい。
 引き続き各位による一層のご支援を切に望む次第である。
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