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活動報告書 > 全体 > 2011年 展 望 と 事 業 計 画
2011年 展 望 と 事 業 計 画
投稿者: Kyogaku 掲載日: 2011-7-25 (5713 回閲覧)
 天台宗総合研究センター
理事長 阿 純孝殿

                       センター長
                         小林肋

 激動する現代社会にあって、センターがどのように宗門の付託に応えるべきかを目標に、基本的理念に基づき、センターに関わる企画委員・研究員は、具体的方策に取り組みながら、鋭意、研究と努力を重ねております。
 ここに、前回の報告(平成22年4月22日)以後のセンターの歩みを踏まえ、平成22年度(平成22年4月〜23年3月)の動きと今後の展望を記して報告に代えます。


機ゥ札鵐拭爾硫餤諜録
 *センターの会議記録は次のとおり(各研究班会議を除く) 
  平成22年4月22日  センター総合企画会議
1.平成21年度事業報告
2.研究員の人選について
3.平成22年度事業計画
平成22年6月1日   センター理事会
1.平成21年度事業報告
2.平成21年度センター特別会計歳入歳出 決算
3.同上剰余金の処理につき承認を求める件
4.平成21年度末センター資金積立金現在高報告
5.センター関連人選報告
6.研究テーマに対する各研究班の平成20年度報告
 平成22年12月3日  センター総合企画会議
1.平成22年度センター事業報告
2.平成23年度事業について
3.平成23年度予算案について
4.人事案について

 平成23年1月19日  センター理事会
1.平成23年度事業計画
2.平成23年度センター特別会計歳入歳出 予算
3.総合企画会議企画委員の選任について
4. 研究テーマに対する各研究班の進捗状況報告

 平成23年2月4日   センター主任会議
1.理事会報告
2.各研究班報告
3.センター基本方針について
4. 今後の研究体制について

供コ独匹慮Φ罎畔神23年度事業計画
○第1班(主任 多田孝文)
【基本方針】「天台宗の「宗」としての再確認」をテーマに総合仏教に根ざした「宗」であることを再確認する中で、日本仏教を形成する諸宗派と対比しつつ自らの独自性・存在感を明確にする。

【22年度事業報告】
(1)22年度は、21年度に引き続き、平了照著『天台宗の教義』改訂版の制作作業を行った。宗学の基本書である同書を、現在の学生に理解しやすいよう、わかりやすい文体に改訂し内容も精査して刊行することを目標とした。22年度に特に「顕教」の部分を完成させる予定であったが、未完である。現在、各担当者の執筆原稿について内容や表現の確認・修正を一通り終えたところであり、近日中に再度の見直しを行い、速やかに編集・刊行の作業に移行する予定である。22年度に行われた当作業の概要は別紙の通りである。
(2)大正大学出版会が23年年末に『天台仏教の教え(仮称)』の刊行を予定している。一般の読者が天台宗の仏教を理解できるようにと意図されたものだが、(1)の担当者がこの本の執筆にあたった。内容は(1)の作業を反映させたものである。
(3)第4班が中心に検討を進めている「新しい研修制度」について、第1班も意見交換を行う等、積極的にかかわった。

【平成23年度事業計画】
(1)平了照著『天台宗の教義』改訂版の制作作業については速やかに刊行する。
(2)(1)の続編(密教・浄土教等を扱う)の制作作業を開始する。
(3)大正大学出版会刊『天台仏教の教え』の制作に協力する。
(4)「新しい研修制度」については連携して検討を進める。
(5)『教師必携』『布教手帳』の改訂に参画する。

【平了照著『天台宗の教義』改訂版の制作作業概要】
第一回 平成22年4月1日/大正大学天台学閲覧室
第二回 平成22年4月5日/大正大学天台学閲覧室
第三回 平成22年4月7日/大正大学社会教化資料室
第四回 平成22年4月14日/大正大学天台学閲覧室
第五回 平成22年4月21日/大正大学天台学閲覧室
第六回 平成22年4月28日/大正大学天台学閲覧室
第七回 平成22年6月2日/大正大学天台学閲覧室
第八回 平成22年6月9日/大正大学天台学閲覧室
第九回 平成22年6月16日/大正大学天台学閲覧室
第十回 平成22年6月23日/大正大学天台学閲覧室
第十一回 平成22年7月1日/大正大学社会教化資料室
第十二回 平成22年7月8日/大正大学社会教化資料室
第十三回 平成22年9月15日/大正大学天台学閲覧室
第十四回 平成22年10月13日/大正大学天台学閲覧室
第十五回 平成22年10月20日/大正大学天台学閲覧室
第十六回 平成22年12月1日/大正大学天台学閲覧室
第十七回 平成22年12月15日/大正大学天台学閲覧室
第十八回 平成23年1月26日/大正大学天台学閲覧室
第十九回 平成23年1月27日/大正大学天台学閲覧室
第二十回 平成23年1月28日/大正大学天台学閲覧室
第二十一回 平成23年2月8日/大正大学天台学閲覧室
第二十二回 平成23年2月9日/大正大学天台学閲覧室
第二十三回 平成23年2月16日/大正大学天台学閲覧室
第二十四回 平成23年2月23日/大正大学天台学閲覧室
いずれの回も『天台宗の教義』改訂版制作に関して、執筆内容や表現方法について検討を行った。


○第2班(主任 勝野隆広)
【平成二十二年度の第2班の活動】
第2班では、以下の班会議を持ち活動した。
1)平成22年5月20日(木)午後2時30分〜5時 大正大学
新研究員の紹介、第2班の位置づけの確認、今年度の活動としてシンポジウム開催を決定
2)平成22年6月22日(火)午後2時〜4時55分 天台宗務庁
シンポジウムを例年通り中央布教研修会において開催することを決定。テーマ、パネリストの候補をあげる、依頼する。
3)平成22年7月27日(火)午後2時〜4時30分 大正大学
シンポジウムのテーマ、パネラーの確定、当日の進行の詳細の確認
4)平成22年11月5日(金)午後2時〜4時50分 大正大学
シンポジウムの最終確認、来年度の企画について
5)平成22年11月12日(金)午前11時10分〜11時50分 宗務庁
来年度のシンポジウムに向けて、テーマ・対象・会場などの意見交換
6)平成23年2月7日(月)午後2時〜5時 大正大学
来年度のシンポジウムに向けて、広く一般を対象とし、会場、人選を進める。
7)平成23年3月3日(木)午後1時〜4時30分 宗務庁
シンポジウムの日時・会場・人選等の決定、運営方針の確認。

【平成二十二年度の事業報告】
第2班では、平成22年度はシンポジウムを企画し、11月に開催された中央布教研修会においてシンポジウム「いのちと仏教」を実施した。
対象は中央布教研修会に参加した布教師並びに教学大会参加者であった。
中央布教研修会が「いのち」をテーマにして、基調講演が「いのちの尊さ」という題であったことから、シンポジウムのテーマも「いとちと仏教」とした。パネリストには、仏教に関わりながら、いのちについて考え、いのちのつながりについて発言し、行動されている方々を選定して下記の発題のもと行った。

・テーマ「いのちと仏教」
・発題 1 [母と子 お釈迦様の場合     ]
西山 厚先生(奈良国立博物館学芸部長)
     2 [「いのちの電話」相談員に参加して]
大沢亮湛先生(群馬教区長光寺住職・センター第4班研究員)
     3 [病床帰依式と生死をめぐる宗教者の立場]
塩入亮乗先生(聖観音宗法善院住職・センター第2班研究員)
  ○司会進行 村上興匡先生(群馬教区寶蔵寺住職・センター第2班研究員)

当日は、基調講演「いのちの尊さ」を受け、シンポジウムでは各パネリストから貴重な提言をいただいた。ただし、2時間弱という時間的な制約もあって、充分な討議が行えず、シンポジウムとしては不完全なものであったことが反省点であった。
当日の内容はテープ起しの上、原稿化してセンター編の小冊子として発刊すべく進めている。

【平成23年度事業計画】
平成22年11月のシンポジウムを終えた、12月以降は、平成23年度の活動計画の検討に入った。
第2班の位置づけは、
饉匆颪乃こる諸問題の情報を収集し、それを宗内にフィードバックする。
鮟‘盂阿琶教(寺院)の立場で、社会に対して活動している事例を収集し、その事例を宗内に報告する。
鷭‘盂阿紡个靴董⊆匆颪僚問題への仏教・天台宗の取り組みをアピールする。
であるが、これまでは顱鬚鮗臾榲として、宗内向けのシンポジウムを企画してきた。
 しかし、総長以下内局の意向もあり、来年度は鵑鮗臾榲として、広く一般を対象としたシンポジウムを企画することに決定した。班会議では、これまでのシンポジウムとは異なり、一般を対象に幅広く参加してもらうことを狙いとして、会場・日時・内容・人選等を検討してきた。
現在までに決定しているシンポジウムの企画は、
 ‘時;平成23年11月20日(日)12時会場、13時開会、16時閉会
 会場;仏教大学四条センター
 席数;250席(シアター形式)
 て睛董─●餞霙換岷蕁〇垣淌雄先生
      鯊价漫〇垣淌雄先生、小林隆彰センター長、吉澤健吉研究員(進行)
 ゥ董璽沺─屬い里繊廚鬚瓩阿覯歛蠅砲弔い董∋垣淦萓犬帆蠱未両紂決定する予定。
 申し込み方法;チラシ配布、天台ジャーナル、新聞記事などにより広報
 一ヶ月前より申し込み受付(はがき・FAX・Eメール)
         申し込み者へ返信はがき(=入場券となる)を送付する
 Д廛譽好螢蝓璽后⊃景校飜未瞭箪元事等を計画中

5月の班会議において詳細を詰め、実りあるシンポジウムとなるよう進めていく予定でいる。
   
             
○第3班(主任 霜村叡眞)

【研究会議の記録】
H22/4/22 総合研究センター企画会議
4/27 班会議・庁内HP委員会との合同会議
6/8 班会議
9/1 班会議
10/26 班会議
11/15 班会議
12/3 総合研究センター企画会議
H23/2/4 主任会議
2/8 班会議
3/11 班会議(東日本大震災を受け、途中打ち切り)
(この他にも、研究員間のメーリングリストにて主に“寺報づくりのすすめ”検討作業を行う。)

【担当】
.廛蹈献ДトC(天台宗並びに研究センター広報担当:センター・ホームページ管理運営とその拡充)。
▲廛蹈献ДトE(寺報発行の勧めとノウハウの提示)。

【センターHPの運営と現況】
仝州硲丱瓮鵐弌漆堯219名(平成23年3月31日現在)*教区2件を含む。
∩蹈▲セス数: 271,289件(平成23年4月8日、午前11時現在)
0貽平均アクセス数:194件
ず蚤腑▲セス日: 6/12: 274件, 12/2: 271件, 6/8: 261件(平成22年度)
ズ脳アクセス日: 3/26: 105件, 6/27: 107件, 6/26: 108件(平成22年度)

【研究活動報告】
(1)“寺報を作ろう”(センターHP上に掲載)
昨年度より作業を進めてきた“寺報を作ろう”について、一応の完成を見た。現在、天台宗総合研究センターホームページの、“資料ダウンロード−メイン−寺院運営”にリンクされており、以下のファイルを“jiho_20101101.zip”でまとめてダウンロード可能。

◆ひな型関係フォルダ
◆横組みの原稿文章フォルダ
◆使用写真等フォルダ
◆Word2007で寺報を作ろう.pdf (手引書本文)
◆寺報作成に役立つ資料集20100805増補版.pdf (市販・公開の参考書やサイトの紹介)

また、同内容をWebサイト上で閲覧可能。(http://tendai.jp/jiho/index.html)
“Word2007で寺報を作ろう.pdf”は、77ページの具体的なマニュアルとなっており、市販の入門書と比較しても遜色のないボリュームである。「Web上から天台宗総合研究センターHPを利用し、このマニュアルをダウンロードして利用できる」ことと、「Microsoft Office Word 2007のごく基本的な操作ができる」というリテラシーがあることが前提となる。
予めA4 4ページ分の完成見本を“ひな型関係フォルダ”内にファイルで提供してあり、これを実際に作成する過程を、Word 2007の実際の画面を図示しながら解説する。用紙の設定、原稿の編集、写真や図の配置などが盛り込まれている。冒頭部分には、寺報を発行することの意義や流れ(計画・記事のリストアップ・編集・印刷・配布等)の概略も示してある。
配布可能な冊子とすることについては、予算をとれば可能であろうが、その場合でもひな型他のファイルを配布する必要がある。当面は、HP上での公開とダウンロードで足りるだろうと判断し、そのようにしてある。低コストで公開できるのもWebの強みである。

(2)「ネットにおける天台宗」
〔簑蠶鶺
現代の情報発信は、「ネット上に存在しなければ、事実上世の中に存在しない」かのようである。いわゆるマスメディア(TV、新聞等)を軽視せよというものではないが、それら既存のものを重視しない世代・人々が確実に増えている。
Google等で「天台宗」と検索すると、公式HPがトップに来る。一方で、Wikipediaや「天台宗の誤りを破す」等もヒットする。宗外のデータの誤り・不整合や中傷を止めさせることは事実上不可能。そこで、天台宗に於いて自分たちが正しいと考える見解を常に公表しておくことが大切になる。
発信のメリットとデメリット→人々に知って欲しい「天台宗の教え」は、公開するメリットこそあれ、隠す理由は無い。
宗派内ではなく、一般社会でのネット利用と今後の情報共有・利用を考察しなければならないため、検討課題を洗い出すところから始めなければならない。
天台宗の教義が網羅的に分かるレベルを目標とすべき。また、天台宗と仏教諸宗派との関係(天台宗より諸宗派が育ったこと)などを示していかなければならない。
公式HPでの情報発信(天台宗公式ホームページ改良)
宗務庁内HP委員会との合同会議を行い、「宗徒向けページ」の検討に参加した。センターHPとの役割分担など打ち合わせる。基本的には宗徒向けHPに移行していくが、ダウンロード資料のうち書籍・センター資料・教学関係資料はセンターHPのままとしている。宗公式HP・宗徒向けHP・センターHPなどでの統一感を考慮することなど確認。広報天台宗掲載の役員名簿など、既に公開されているものについては掲載可・諸手続の書類ダウンロードは教区により反対のケースありと確認・寺籍簿については検討中(仏青などから要望有り)。その他体裁の指摘。
情報の質を高め、量を増やす→教学担当者の検討を経たものが原則。『伝教大師の生涯と教え』全文を掲載するなど。見易くする→トップページの改良(天台宗の理念を先頭に掲げる、タブを上手く使うなど)。浅い階層はシンプルに見通し良く、しかし前述の情報量は必要なだけ増やす。見栄えは大切だが、コンテンツの再検討及び実現するための予算見通しなどが今後の改良の前提となる。
宗の「顔」が見えるようにする(天台宗の現在がわかるようにする)→座主・行事・出版等を中心に据える。大法会に関連し、その広報や現場利用のためにネットや携帯端末の使用を提案。「比叡の光」ネット配信なども検討事項。広告代理店を活用する提案。
出版物とHPとの連携
『伝教大師の生涯と教え』全文をHTMLで掲載することと、同書籍販売とを連携する。「Web公開により書籍売り上げが落ちる」のではなく、売り上げが伸びた事例あり。現行本の出版社である大正大学T-MAPからの許可が必要。PDFでのダウンロードはしない。
『教師必携』などの良素材を活用・改訂し、同様に利用する。
新しい天台宗の教科書(仮)の掲載・販売。
HP専門の担当者配置
上記改良や継続的メンテナンスには、専門の担当者あるいは担当部署が必要。

(3)ダウンロード資料
〜蹈瀬Ε鵐蹇璽瓢駑楚堯В隠毅卸錙癖神23年3月31日現在)
内訳(教学:22件  学会関係:9  布教:82  法儀:12   寺院運営:7  研究員提供資料:1  その他:19)
⊃轡瀬Ε鵐蹇璽瓢駑腺慣鐵媛叩癖神22年度)
*大覚 -赤松圓麟大僧正を偲んで-
*京都教区布教師会発行『法味』37号
*伝教大師比叡山ご開創の意義(天台宗務庁教学部編集・発行/天台座主山田恵諦大僧正述)
*寺報を作ろう〜Word2007による寺報作成の手引き〜
A換餠偽荼修会一覧(データベース)
*宗徒向けHPに移行
ち換颯縫紂璽昂悩
(全国紙など、平成22年4月1日〜平成23年3月31日)76件追加。
ヅ径羇慙⊃郡書籍データベース(リスト表示/カード表示)
*68点掲載
*「書名」「著者名」「出版社」「発行日」「価格」など明示
*Amazon.co.jpの機能を利用し、購入の便を図っている。

【平成23年度事業計画】
(1)ネットにおける天台宗
上記検討を継続する。最も大胆な発想が求められると予測する。
(2)公式HPの改良
単なる体裁の変更ではなく、コンテンツ(目次)及び記載内容の検討を継続する。記載内容、特に書籍として既出もしくは計画されているものについては、担当班との連携を図る。
(3)研究センターHPの運用
実験用のHPという性質を活かし、新たな工夫を模索する。
宗徒向けページへの移管及び役割分担の検討。
(4)その他
研究センター各班との協力は不可欠。情報発信の提案も募集したい。情報発信の場所提供など可能性を探る。

○第4班(主任 坂本廣博)
【第4班会議開催日時】
第1回 平成22年 5月19日  於天台宗務庁 13時より
第2回 平成22年 9月24日  於大正大学  14時30分より
第3回 平成22年12月10日  於大正大学  14時より
第4回 平成23年 2月16日  於大正大学  13時より

【経過報告】
(神22年3月4日13時30分より天台宗総合研究センター総合企画会議が天台宗務庁において開催された。その会議においては宗務庁内局の人事異動に伴って新たに主任と企画委員が任命された。そしてそれらの新企画委員によって検討されたことは、研究センター各班の本来の役割を見直し、それを実現するための協力体制であった。その結果第4班ではこれまでの企画をもう一度吟味し、本来の「僧侶・教師の人材養成と研修体制の確立」という目的実現のための方策を検討することとした。
第1回会議は平成22年 5月19日、天台宗務庁において開催された。そこでは、多田孝文第1班主任より提出された「天台宗研究センター改革案」等を基に、平成22年度事業計画について討議された。そして、
1)教科書のB類は継続審議する。
2)教師検定試験の教義、法式のガイドブックを検討する。
3)次回までに概論の項目を各自検討し、持ち寄る。
等について審議された。

第2回会議は平成22年9月24日、大正大学において開催された。そこでは、6月に開催された天台宗総合研究センター拡大会議に於いて審議された「新しい研修制度」を基に、「僧侶育成と研修会について」
1.僧侶育成と研修会について(加行前行での研修と教師の再教育)検討。
2.葬儀についてまとめる。
3.次回までに研修会で必要なことをまとめ、持ち寄る。
等について審議された。

B茖害鷁餤弔亙神22年12月10日、大正大学において開催された。そこでは、11月に開催された天台宗総合研究センター拡大会議に於いて審議された「新しい研修制度」を基に、「僧侶育成と研修会について」
1.加行前行での研修については21日間のカリキュラムを作成し、その方針で検討する。
2.住職研修内容については、3日間の研修内容を検討する。
3.次回までに布教師研修、教区研修の為に、1時間半の講義内容のレジュメを20種類程まとめ、持ち寄る。
等について審議された。
ぢ茖寛鷁餤弔亙神23年2月16日、大正大学において開催された。そこでは、2月4日に開催された主任会議に於いて審議された「新しい研修制度のカリキュラムについて」を基に、「僧侶育成と研修会について」
1.総長の要望で、得度前の研修や住職研修についての提案が求められた。
2.得度前の研修については、「母と子の比叡山研修」が該当するが、その後の「青少年比叡山の集い」は良い企画であるが開催期日等の問題により有効利用されていない。
3.住職研修は地域や寺院規模による温度差がある。
4.研修会の為に、講師派遣と講義内容のリストが必要。
5.研修体制を確立するためには、7月までに4回は会議の必要があろう。
6.以上のことから宗務庁、教区、仏青、行院等の現行の研修会を再点検した上で、新しい研修制度について検討する。
等について審議された。

【平成23年度事業計画】
今年度の会議により、4班は「僧侶育成と研修会について」検討、審議して来た。そして平成23年度は、新しい研修体制を確立するために頻繁に会議を重ね、7月までには提案書をまとめる方向で研究して行く。

○各班混合(代表 渡辺明照)
【プロジェクトチームG】
課題 :・葬儀の変容と、あるべき姿の提示
    ・法要儀式の現代化について。
【経過報告】
◆平成22年8月31日。
 渡辺はセンター長の呼び出しを受け、本庁にて、センター長、多田勧学、斉藤教学部長の前で葬儀・法事に関する問題分析と課題を説明し、「葬儀(法事)をめぐる諸課題 九項目」を提出しました。
 その際、G班課題の「葬儀の変容とあるべき姿の提示、法要儀式の現代化について」ということを検討するに当たり、「あるべき」形や「現代化」(世俗化)の問題は、どうしても葬儀に関わる僧侶の本来的任務を確認しておくことが不可避であることを申しあげました。つまり、葬儀の本質は端的に言えば亡者を往生・成仏させることであるが、いったい、僧侶(導師)がどうしてどんなふうにして往生・成仏させているのか、という問題をクリアしておかなければならない、ということです。これを明らかにするのはそれなりの困難が予想されますが、どうしても遂行する必要があると考えました。そこで当面、常用の諸経本にその根拠を求めることが近道であると考え、次回の天台学会でできる限りそれを提示することをお約束しました。

◆平成22年11月13日。
 上記の趣旨に基づき、天台学会にて渡辺が「導師が亡者を往生・成仏させる可能根拠―常用経本を元に」という題で発表。結果、聴衆からの特別な異議異論はありませんでした。
 成仏させる根拠は、要約して言えば、ー甓猝尭仏の発遣力、阿弥陀仏の引接力、8明供の三力、げ力、テ鎧佞猟鏤辧兵甓猜の弟子)にする、の5つをあげました。

◆平成22年12月22日。第一回G班会議。
 センター長召喚の会議の報告とその報告書検討。具体的な事例について話し合い、G班の研究の方向性について検討しました。

◆平成23年2月9日 第二回G班会議。
G班会議に向けて、代表は前もってG班各位に検討課題を提示しました。それは以下の通り。

・お通夜、年回法事などでどんなお説法をされていますか。あるいはどのような話をするとよいでしょうか。各位のご様子、ご意見をお伺いしたいと存じます。
・有意義な葬儀執行のために、寺の立場からどんな工夫をするとよいか、各位のご経験、見聞した事例、アイディアがありましたらお教えください。
・以上の問題検討のためにも、前に課題としてありました「事例集」を各位、数例をご用意いただければと存じます。
・2月28日の増上寺「葬儀」シンポジウムのご報告をしたいとおもいます。問題をかかえた発言もありましたので、ご検討いただきたいと思います。

 これについて大沢先生より事前に回答書をいただいた。また、増上寺でのシンポジウムについて代表がまとめた。
 代表から、センター長答弁の記事等記載のある『中外日報』(平成21年2月26日付)と『文化時報』(23年3月2日付)の2部、「日本人の宗教心」アンケート結果記載の読売新聞(20年5月30日付)、代表作成の「冥途の旅路、略図」と「忌日法要の説法要句集」(試みの文案)が配布されました。

【課題検討結果の報告】
◆第二回G班会議で話し合われた内容は概ね先に公開の議事録の通りです。今回の主眼は、G班に与えられた研究の意味を考える必要があることから、あらためてセンター長のご意志を確かめてから、次年度の方向性を探るということにありました。提案は代表提案ということで、以下のような主張です。
 「G班に与えられた葬儀、法事に関する課題は、時の流れや現場の特殊性に大きく左右され、それだけに即応性と機敏さが必要で、早々に落とし所を探るべきものと考えます。長期的な落ち着いた研究は1〜4班の仕事であり、G班各位もそれぞれ各班での任務がありますし、G班研究遂行は各位の負担となる危惧もあります。
 そこで、小林センター長にあらかじめ意向を伺っておきますので、それを含めた上で、課題研究と共に次年度に向けて方針と調整も検討したいと思います。センター長のお話は次の通り。G班は葬儀に関する具体案を考えよ。現在の葬儀は僧侶中心で、参列者には意味不明状態だということ。そこで何らかの形で参列者も参加できるような工夫をすべきこと。初七日からその後、死者はどうなっていくのか、それを自然な形で受け容れられるようなお話にまとめあげられるか、これを考えること。」これらの指示を受けました。
 また、3月8日、事務局よりセンター長の意向について電話で連絡がありました。概略、以下の通り。
〜魑靴砲いて、会葬者参加型の葬儀次第と経文読誦の方法を考えよ。これからの葬儀は会葬者とともに進める形が好ましいだろう。
⊂綉の趣旨に沿って、会葬者に配布できるような冊子、折り本のようなものを作成することを考えよ。
次第や経文には、その趣旨や意味が分かるように解説がつくものがよい。」
 この趣旨に基づいて、事務局が送付してくれた『中外日報』と『文化時報』の記事も含めて、話し合いが行われました。要点を下に記します。

 参考(中外日報記事引用)1:「天台宗総合研究センターの小林隆彰センター長が答弁に立った。葬儀の簡略化や葬儀が無用になってくるとの社会の傾向に対して、センターでは社会の問題ではなく「寺院の問題」ととらえ、「葬儀は葬儀をしてもらう檀信徒と葬儀を執行する僧侶が一つとなってやっていくという考え方を持たねばならない」と述べた。現在の葬儀の形式が現代の人々に理解してもらえていないとして、僧侶と遺族がお互いに理解し合ってつくる葬儀の形式を、センター内で議論していると説明した。
 参考(文化時報記事引用)2:「國岡議員は「仏教は安心を与えることが本義。モノを売るのではなく心を安らかにすることが使命であり、そのためには安らぎを形に見えるようにして遺族に示すことも必要だ。『仏教式で葬送を行って良かった』と感じてもらうことが大事。他宗の危機感を持つ僧侶からも、葬祭方法を工夫しているという声を聞く」と話している。・・・仏教に縁がなかった施主に、布施の多寡への疑問が生じている。「仏教で送って良かった」と思える一工夫も肝要か―。」

◆次に代表が主張したのは以下のことです。一般的な諸寺院が大衆と関わり、しかも経済的基盤ともなっているのは葬儀や法事ですが、それらは先祖意識を依拠とする宗教活動に他なりません。先祖意識はすでに退潮ぎみで、現在のような葬儀・法事の将来性はない、という見解もありますが、他方、次のようなデータもあります(読売新聞平成20年5月30日付)。
 「自分の先祖を敬う気持ちを持っていますか」という問いに「持っている」は94.0%、また、「死んだ人の魂はどうなると思いますか」の問いに、「別の世界に行く」23.8%、「生まれ変わる」29.8%、合わせて「転生」肯定者は63.6%になります。この数字を見る限り、先祖意識の土壌は根深いものがあるようです。
 しかし同時に、折しもNHKの番組「クローズアップ現代」(3月1日放映)では、『がんばれ仏教』の著述者上田紀行氏が登場、次のようなアンケート結果を示しました。「仏教に良いイメージを持っているか」には90%の人が「持つ」と答え、「寺に対しては」の問いには25%、「僧侶に対しては」には10%という数字です。ゴールデンタイムという時間帯でもあって多くの人がこれを見ていたでしょう。この数字は寺に関わりのあるものにはショッキングなものであるはずです。
 この現実は住職に問題があるのは明白です。それも住職と檀信徒との接点に生じるということに注目すべきでしょう。しかも良い意味でも悪い意味でも僧侶を見ると葬式を連想する、というくらい葬式に「なじみ」の僧侶にとって、このデータは看過できるものではありません。いま自らを省みて正すところは正すとともに、もっと檀信徒との接点に配慮し、葬儀・法事に対して積極的、意図的な方策を立てなければならないということになります。

◆センター長がG班に課した研究課題は、以上のような現況を踏まえれば確かに緊急を要するものであります。早速、会議においてこれらのことを討究しました。以下、その次第を記します。
 峅饒鮗垰臆歎燭料鮗亜△覆い掘経文読誦を会葬者と共に行う方法について。」これには葬儀次第を新たに工夫し創造しなければなりません。この課題は教学的、法式作法的な問題にも深く関わり、G班の課題領域を超えてしまうものでしょう。

◆峅饒鮗圓貿柯曚任るような解説付きの葬儀用小冊子の作成について。」これに取り組まなければならないでしょうが、前出,量簑蠅あります。
 〔※代表の提案:長い経文そのものの解説は小冊子では無理でしょうが、短い経文だったら可能でしょう。次第も踏まえてたとえば「坐禅止観」の配布用折本のような短い経文で構成を考えると、1.三礼、2.懺悔文、3.四弘誓願、4.開経偈、(5.経文)、6.光明真言、7.「光明遍照」と念仏、8.回向文、また、「処世界如虚空」、のような次第で、それに短い解説をつけます。これらは短文で覚えやすいし、法話にも用いられやすいでしょう。また、キリスト教の葬儀で「アーメン」(その通り、という同意の言葉、真言の「ソワカ」と似る)のような言葉があればよいが、念仏唱和もその部類でしょう。〕

「通夜法要や法事で法話をするということ。」
 渡辺が、初心の者でも、引き付ける定型的な常套句をいくつか持っていれば、法話がし易くなるということを提案し、いくつかの文案を提示したが、そのような冊子を作って配ってもあまり読んでくれない、という異論が多数でありました。ただし、それを僧侶研修の講義に用いれば効果はあるだろうということで意見が一致。しかしこの仕事はG班ではなく4班の作業領域になるものです。
 〔※代表私見:これからは法話することが必須のことでしょう。しかし現状は僧侶が法話をしても冷ややかに聞いている聴衆のようすが見られるとも聞きます。普段の行いが大事だというのは大前提ですが、お話をするということは話をする側の方が身を正すという良き反転が必ずあります。勉強もしなければなりません。まずは法話をすることでしょう。それも「こうあるべし」という上から物申すような仕方というより、故人や遺族のことを一番に慮って情を同じくした心から発する話でなければならないでしょう。それにはある程度の定型句があるかと思います。年季の入った熟練の僧侶から「他者を感動させる言葉」を教えていただき、それを収集してまとめる、というような方法があると思います。〕

っ媛箸箸寮榲世鮴犬す。
 法話も「接点」ですが、戒名は遺族がずっと大事にしてくださるという意味ではさらに大切な事柄です。いまは戒名をいただいて単にありがたがる時代ではなくなりました。戒名の意味を知りたがったり、好きな文字を入れてくれるように頼み込まれたりします。これに応えることは今後、重要なこととなるでしょう。
 〔※代表の私見:戒名を寺ある限りお守りする、ということの意義は、寺が故人のついの「在り処、住み処」というイメージを持つはずで、そうなれば寺を大切に思い、進んで護持したくなるものです。江戸期以来、滅罪寺院が存続してきたのもこれが一番の理由でしょう。高額の寄付を募っても檀家が応じてくれるのもこの理由です。そうであるなら、戒名という「接点」にもう少し配慮すべきです。葬儀はいまや同じような式場でまた同じような次第進行で営まれ、故人の「個性」が感じられません。故人の生涯のストーリィはいわば「戒名」に結晶しているといってもいいくらいです。葬儀社はいろいろゴテゴテと演出をしますがその時だけであるのに対し、戒名は位牌の形でずっと大切にされます。意味を伝えられる戒名ということを考えるのも大切かと思います。〕

ァ迷緝住筝:「儀式の現代化」については、経文を和文で読むなど工夫している住職はすでに大勢います。その一方、伝授された方式を頑なに守る住職もいます。どちらも大切な心構えですが、それでうまくいっている場合は別に「あるべき」形を強要する必要はなく、問題が起こった時に考えればよいことです。しかし事態は切迫しているようです。僧侶に「良いイメージ」を持ってはいない人が9割という上記の数字はその深刻さを表しています。焦眉の問題は先に述べたように檀信徒との「接点」にあると思います。法式、法話、戒名の問題に限らず、布施のいただき方、寺の開放の方策、地域文化の担い手としての役割、「ふるさと」の中核としての寺の位置、など考えるべきことはたくさんあります。飛び抜けた才能のある僧侶の寺院経営を羨望したり無理して真似たりするよりは、これまでずっと信頼され受け入れられてきた葬儀・法事を再度点検し、その長所を再認識し、それを拡張することの方が、全寺院にわたって日頃の活動に無理なくそれを適用し実質的に効果を上げることになろうかと思います。〕

【平成23年度事業計画】
 最前線の寺の、それも最も身近に檀信徒との接点となる葬儀に関する情報発信を行います。それには実情を正確に把握し、地方の状況も鑑みながら、檀信徒とともに葬儀を行えるようなスタイルを提案する必要があると考えています。本年度は多くの方々のご意見をお聞かせいただき、より良い提案ができるよう努力致します。


掘ァ峩誼追嫦峺Φ羹蟶話会」及び「現代における宗教の役割研究会」(コルモス)への動き
 平成22年 9月21日 Life Fes' KYOTO 2010への協力

 平成22年10月29日 第9回「教団付置研究所懇話会」・年次大会
             テーマ「現代性へ/からの問い」(於金光教本部)
出席者 小林肋乾札鵐拭篠
                 村上興匡研究員
      長崎誠人研究員
      大岡真銚Φ羂
      米田陽子氏
 (社会活動団体ネットワーク会議)
      皸聰湛社会課書記
      大塚善仁センター書記 

 平成22年12月26〜27日
             第58回「現代における宗教の役割研究会」(コルモス)テーマ「宗教文化教育と心の教育」
             (於京都国際ホテル)
             出席者 小林肋乾札鵐拭篠
    村上興匡研究員
      大塚善仁センター書記

 平成23年 1月18日「第10回教団付置研究所懇話会・年次大会」第1回実行委員会(於神社本庁)
     出席者 大塚善仁センター書記         

検ヌ斉への展望
 天台宗総合研究センターが発足し、実働に移って以来、すでに8年を経過した。
 各研究班は宗門の付託に応えるべく、鋭意研究を重ね相応の成果を見つつあることはまことに有り難いことである。
 しかしながら、激変する社会情勢の中で、その変化に対応し、精神界を先導して天台宗徒の責務を全うすることは並大抵のことではない。であればこそ、覚悟を新たにして宗祖大師の御心を体し、激動する現代に対応しつつ浄き仏国土建設の宗旨に一歩なりとも近づけることこそ宗徒の任務であり、当研究センターとして宗門の要望に応えねばならぬと覚悟を新たにするものである。
 既説の4班に合わせて、宗門の要望に応え、プロジェクトチームが発足し、更に具体的な研究がすすめられつつあることは必ずや宗徒各位の意に添え得るものと信じ、更なる進展を期したい。
 各位のご支援を切に望む次第である。
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