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活動報告書 > 全体 > 2008年 展 望 と 事 業 計 画
2008年 展 望 と 事 業 計 画
投稿者: Kyogaku 掲載日: 2008-6-10 (6279 回閲覧)
天台宗総合研究センターニュース

二〇〇八年七月二日
                       

平成14(2002)年7月2日にセンターが開設されて以来、ここに7年目に入りました。激動する現代社会にあって、センターがどのように宗門の付託に応えるべきかを目標に、センターに関わる企画・研究員は、その基本的理念と具体的方策と取り組みながら、鋭意、研究と努力を重ねております。
 ここに、前回の報告(平成19年4月10日)以後のセンターの歩みを踏まえ、平成19年度(平成19年4月〜20年3月)の動きと今後の展望を記して報告に代えます。

天台宗総合研究センター・センター長 小林肋


機ゥ札鵐拭爾硫餤諜録
  平成十九年四月二十四日  センター総合企画会議
1.平成十八年度事業報告
2.平成十九年度事業計画
3.新任研究員委嘱
*延暦寺一山 高山良彦
 東京教区 阿 純章
 信越教区 山ノ井大治
 茨城教区 渡辺明照
平成十九年五月二十四日  センター理事会
1.平成十八年度センター事業報告
2.平成十八年度センター特別会計歳入歳出 決算
3.同上剰余金の処理につき承認を求める件
4.センター関連人選報告
5.研究テーマに対する各研究班の平成18年度報告
6.平成十八年度末センター資金積立金現在報告

 平成十九年十月二十四日  センター総合企画会議
1.平成十九年度中間報告
2.平成二十年度事業計画
3.平成二十年度予算案

 平成十九年十一月 九日  シンポジウム「寺院を核としたネットワークとコミュニティー 〜福祉との接点を考える」開催(於大正大学大会議室,中央布教研修会と共催)

 平成十九年十一月二十六日  センター理事会
1.平成二十年度センター事業計画
2.平成二十年度センター特別会計歳入歳出  予算
3.研究テーマに対する各研究班の進捗状況報告

 平成十九年十二月十九日  センター主任会議
1.センター理事会報告
2.各研究班の今後のあり方について

供コ独匹慮Φ罎畔神二十年度事業計画

  ○第一班(主任 多田孝正)
一.『伝教大師の生涯と教え』外国語版刊行(平成十九年七月・英語版、十月・韓国語及び中国語版を刊行 日本語版は平成十八年六月に刊行済み)
  伝教大師の生涯と教えのみならず、法華経と天台の教え、現代において天台宗が取り組んでいる活動も外国語で紹介している。
  (翻訳者)
    英語訳:齊藤圓眞 Stephen Covell
中国語版:牛 黎濤
    韓国語版:金 永晃 朴俊奭
 
二.大学生向けの天台学入門書である、平了照著『天台宗の教義』の全面改訂版出版を計画。現代語で平易な叙述を目指す。
  現在、以下のように担当が割り当てられ、執筆作業を各自すすめている。なお執筆区分は、『天台宗の教義』の目次に準ずる。
  (監修)多田孝正・多田孝文
  (執筆者)
    一、天台宗の輪郭      担当 池田宗譲
    二、仏教と天台宗      担当 池田宗譲
    三、妙法蓮華経と天台三大部 担当 池田晃隆
    四、天台の教判と教理の綱格 担当 霜村叡真・土屋慈恭
    五、天台宗の実践行  担当 大澤亮湛・勝野隆広
  (事務担当)神達知純・木内堯大 
    
   *平成二十年度の計画
「天台宗の「宗」としての再確認」をテーマに総合仏教に根ざした「宗」であることを再確認する中で、日本仏教を形成する諸宗派と対比しつつ自らの独自性・存在感を明確にする。二十年度は特に、宗学の基本書である「天台宗の教義」を、現在の学生に理解しやすいよう、わかりやすい文体に改訂し、内容も精査して刊行する。

  ○第二班(主任 村上圓竜)
前年度の班決定事項を受けて、平成19年度は、少子高齢化時代、人口変化による時代の分析から、「寺院を核としたネットワークとコミュニティー −福祉との接点を考える」と題したシンポジウム開催を目指し、その発題者の選考と内容の打ち合わせに全力を挙げた。

*会議記録

 平成十九年 四月二十七日 シンポジウムの配役、発題者選考、内容の打ち合わせ(東京教区宗務所)
 平成十九年 六月 八日 シンポジウムについて詳細な打ち合わせ
              (宗務庁)
 平成十九年 八月二十日 シンポジウム開催計画を決定。また次年度のシンポジウムテーマについて検討(同上)
 平成十九年十一月 九日 シンポジウム「寺院を核としたネットワークとコミュニティー −福祉との接点を考える」を開催。発題者:福田豊衍天台宗大圓寺住職,田中雅博真言宗豊山派西明寺住職,吉澤英子大正大学名誉教授,井上治代東洋大学准教授
              コーディネーター:宮崎牧子大正大学教授,塩入亮乗センター研究員
天台宗中央布教研修会と共催(於大正大学会議室) 
 なお、内容の詳細については近刊の冊子参照。
  平成二十年 一月十八日 シンポジウム小冊子の刊行について討議すると共に、来年度のシンポジウム開催を決定(宗務庁)
  平成二十年 三月十三日 シンポジウム小冊子の校正作業(同上)


   *平成二十年度の計画
   「現代社会の諸問題に対応する宗団の在り方」をテーマに、少子高齢化時代の人口変化に伴う檀信徒制度の変容について分析し、それに対する寺院の取り組みについて具体案がないか模索している。十九年度に引き続き、シンポジウム・座談会等を開催して、現状についての情報収集を行い、その内容の精査、検討をしていきたい。
 
             
  ○第三班(主任 齊藤圓眞)
平成十九年四月から七月初旬にかけて、天台宗総合研究センターHPの正式公開に向けて実験運用段階のHP点検作業を行い、平成十九年七月九日をもってその正式公開を果たした。その後、教学・布教・法儀・寺院運営・歴史などに関する資料・文献ダウンロード資料の充実、全国各教区開催の研修会実施状況が検索できるデータベースの設置など、宗徒の利便に資するよう、ホームページ掲載内容の充実に努めた。


*平成十九年度研究活動の概要
 一.センターHPの充実:
一)センターについては設立趣意,組織,規程・規程施行細則
二)最新ニュース(全国紙・地方紙掲載の天台宗関連記事)
三)教学・布教・法儀・寺院運営・歴史などに関する資料・文献データ(平成十九年度末現在、九十七件の資料掲載)
四)情報交換などのための掲示板
五)慶弔情報
六)データベース(各教区研修会実施状況等)の設置

 二.宗務庁への提言:
一)宗務庁HP委員会や庁内IT統括者などとの合同会議を提言  平成二十年二月二十五日に実施
二)宗務庁申請用紙のPDF形式によるサンプルを実験的に作成、実用化を提言。
宗務庁関係部署との合同会議にて、「将来的にこの方向に進むべきなのは自明であるが、現時点では全教区にそうした受け入れ準備体制が整っていないのが現実であるので保留」との回答。
三)天台宗公式HPの見直し作業を行い、その校正原稿を提出。
四)天台宗公式HP上に外国語によるコーナー設置を提言。宗務庁より「『伝教大師の生涯と教え』英語版を使用して、英語サイトを作成する」との回答を得る。

*会議記録

  平成十九年 五月二十九日 センターHP正式公開に向けての作業と天台宗公式HPの掲載文章修正について。公式HPの充実と見直し(宗務庁)
  平成十九年 九月 六日  センターHPの充実と、天台宗公式HPの修正について(同上)
  平成十九年 十月十九日  センターHPの充実と、天台宗公式HPの修正について
各教区の研修会一覧等を検索できるデータベース作成について協議(同上)
  平成二十年 二月二十五日 センターHPニュース欄における新聞記事の取り扱いについて協議
班会議終了後、宗務庁内HP委員会との合同会議を開催。庁内HP委員会と三班との作業分掌および天台宗におけるIT活用の展望について意見交換がなされた(同上)
  平成二十年 三月三十一日 センターHPの充実について(同上)

   *平成二十年度の事業計画
「情報化社会への対応とその具体策」をテーマに、インターネットの普及に伴うIT(情報技術)を活用して、宗内の情報を共有するためのネットワークの整備や情報収集・発信の方法、マルチメディアの利用方法などを研究する。その一環の業務として総合研究センターホームページの作成・管理運営などを遂行していく。

  ○第四班(主任 村中祐生)
 平成十八年度にセンター長宛に提出した四班報告書「天台宗における人材養成ならびに研修体制について」をもとに、その具体化として、各研修段階別教材資料を作成することとなり、その基本的要綱案の確認と具体的な執筆計画について討議を重ねた。それに併せ、現行の、法嗣・教師研修体制についての分析と、将来体制の構想について研究した。

*会議記録
   平成十九年 六月 六日 一)主任交替にともなう研究体制の方向性について
二)研究員の増員の承認とその就任の件について
 (宗務庁)
   平成十九年九月二十七日 一)研修体制の従前の経過の整理と方向の確認
               二)法嗣研修資料教材作成原案の確認
 (同上)
   平成十九年十二月十九日 一)法嗣研修資料教材作成の分担について
               二)分担の意思確認と教材資料の体裁等について
               三)宗門教師研修体制の現状と将来体制の構想について 
 四)分担する教材資料作成についての基本的要綱案の検討
 (同上)
   平成二十年 三月十七日 一)法嗣研修資料作成分担についての確認
               二)宗門教師研修体制の現状分析と体制の基本的な構想作成について
               (同上)

   *平成二十年度研究活動予定
「僧侶、教師の人材養成と研修体制の確立」をテーマに、現代における僧侶養成の在り方について提言書を纏め、宗団に提出した。その具体化として、先ず年齢に応じた各段階別研修教材資料を作成していく。また、現行の研修体制を精査し、代替案を提言できるよう研究する。

   *具体的活動計画:村中主任の提案によって、各レベル別研修教材を作成する。平成二十年度末の執筆完了を目指す。

   *執筆教材の概要
  【法嗣研修】
   ―薺藐修(上巻・下巻) 小学校四・五年生対象
*構 成:上巻 颪寺のある風景・鬚寺のすがたやかたち・
        鵑寺のしきたりや型
     下巻 饅ゞ気篳教の文化の流れ・鮨諭垢竜Г蠅箸泙弔
        鷽諭垢寮犬方の教え 

   中級研修(上巻・下巻) 中学二・三年生対象
*構 成:上巻 饋諭垢寮犬方を「創る」もの
        鯤教の様々な造形と荘厳
        鷽諭垢寮験茲旅夫と習俗
     下巻 駟教の日本への伝来と文化 文明史
        鬚錣寺の本尊さまと仏さま
        麕楝困気泙悗龍碍匹簑鎖髻
    上級研修(上巻・下巻) 高校一・二年生対象
*構 成:上巻 饋佑寮犬隼
        魍慳笋叛犬方
        麁眈覆抜兒
     下巻 馥本仏教の形成
        鯏径羹,鯀呂辰森眩帖⊇〜弔量ノ
        鷁奮悗凌癖發箸海譴らの仏教 
                               以上六冊

  【教師研修】
   ―蘚研修 (宗門大学、その他大学卒の教師対象の研修) 
*構 成:上巻 馥本仏教の宗教特性
        鯊臂菠教の経論教理の概要
        鸞臂荵、大乗菩薩僧の行為規範と生活倫理
        仏教の死生観と人格形成 
     下巻 駟教の教示する心身統合の教育問題
        鯤教の深奥の人間観察とその経説
        鷂渋綣匆颪諒顕修魘菊海垢詈教の理念
        世界の諸宗教との文化的協調と和平構想

   中等研修 
*教材資料は作成しない。→自ら人格論・運動論・経営論の構想へ
 布教教化的な課題を個々に選ぶ→成果報告についての評定=教区

   C羞研修 (五十代〜六十代) 
*教材資料は作成しない。→自ら修観論・修道論の構想へ
 宗旨及び教観、教理の研鑽、研究 →成果の報告と評定=教区

掘ァ峩誼追嫦峺Φ羹蟶話会」及び「現代における宗教の役割研究会」(コルモ  ス)への動き
平成十九年 七月二十四日 第六回生命倫理研究部会(於大本教学研鑽所)
出席者、小林肋管センター長・村上興匡研究員・皸聰湛センター書記
平成十九年十月十六日   第六回「教団付置研究所懇話会」(於浄土宗増上寺)
出席者、雲井昭善センター長・小林肋管センター長・齊藤圓眞主任・皸聰湛センター書記
平成十九年十二月二十六〜二十七日
             第五十四回「現代における宗教の役割研究会」(コルモス)テーマ「ファミリズムの再構築−宗教から家族を問い直す−」(於京都国際ホテル)
出席者、雲井昭善センター長
平成十九年十二月二十六日 「第七回教団付置研究所懇話会」第一回実行委員会(於京都国際ホテル)
出席者、小林肋管センター長・皸聰湛センター書記

平成二十年 三月二十七日 「第七回教団付置研究所懇話会」第二回実行委員会(於浄土真宗本願寺派教学伝道研究センター)
出席者、小林肋管センター長・皸聰湛センター書記

検ヌ斉への展望
 かつて、都市・地方を問わず寺院は地域社会の核的存在としてその機能を果たし、日本人の精神文化の土壌を培ってきたことは歴史の示すところである。
 しかし、近代の激しい機構の変化と情報の過多、社会現象などに十分には対応し得ず、寺院本来の機能を発揮できないまま今日を迎えたような印象を社会一般に与えている。
 今、われわれはこの現実に目を掩うことなく、寺院に何ができるか、僧侶と寺族、その関係者は何をすべきかを自らに問い実働しなければならない。総合研究センターが宗団から課せられた責務の重大さを痛感するものである。
 研究センターは過去六年間の研究実績を踏まえつつ、宗門の付託に応えるべく、かつ宗門の活性化を目指して邁進していきたい。
 教学、布教、法儀の執行、人材養成等、宗徒各位の要望をふまえつつ、一歩一歩前進してゆきたい。
 
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